【IBD患者さんの外食調査】栄養成分表示のないチェーン店を「避ける」人は何割?
ニュース | 2025/9/12
136名(クローン病45名、潰瘍性大腸炎91名)のユーザーさんが回答してくださった、「IBD患者さんが選ぶ外食チェーン店ランキング」のアンケート。そこでは、一番好きなお店を選んでいただく以外にも、IBD患者さんが「外食に関して気になるポイント」について、いくつかの質問をさせていただきました。その中から今回は、「栄養成分表示のないチェーン店は避けるようにしていますか?」という質問の回答結果についてご紹介していきます!
約4割のIBD患者さんが、栄養成分表示なしのチェーン店を「避ける」
「栄養成分表示のないチェーン店は避けるようにしていますか?」という質問に対して、みなさんの回答は以下のようになりました。
この結果から、約4割の人が栄養成分表示のないチェーン店を避けているのに対し、約6割の人は特に気にしていないことがわかります。
また、疾患別に見てみると
クローン病患者さん
- 栄養成分表示を「気にする」47%
- 栄養成分表示を「気にしない」53%
潰瘍性大腸炎患者さん
- 栄養成分表示を「気にする」35%
- 栄養成分表示を「気にしない」65%
と、両疾患で1割以上の差があり、やはりクローン病患者さんの方が栄養成分表示を重視する傾向が強いことがわかりました。
クローン病と潰瘍性大腸炎、それぞれの疾患による違いは?
近年、さまざまな治療薬の登場により、IBDの病状をコントロールできる人が多くなってきています。しかし、クローン病患者さんからは「油断して食事を適当にすると途端に調子が悪くなるので脂質はしっかり計算している」「狭窄があるので脂質以外にも注意している」というお話をよく伺います。一方で、栄養士さんからは「クローン病の人は食べることを控えすぎてしまっている人もいる」という声も聞かれるので、栄養成分表示のあるお店が増え、外食でも安心して楽しめるような社会に変わっていって欲しいと思います。
潰瘍性大腸炎に関しては、近頃は治療がうまくいって寛解している患者さんに対して「刺激物を避けて暴飲暴食をしなければ、基本的に普通の人と同じものを食べて良い」と指導している先生もおられますし、患者さんからも「好きなものを食べています」「カレーとお酒以外は何を食べても大丈夫です」という声が聞かれます。昔に比べて食事制限が大分緩くなってきているという印象です。とは言っても、再燃時には「脂質を取りすぎると熱が出たり腹痛が起こったりする」という人も多いようなので、栄養成分表示があると安心できますよね。
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(IBDプラス編集部)


