【IBD白書2020】みんな、どんな治療を受けている?治験に対する関心は?
IBD患者さんにとって「ほかの人がどんな治療を受けているのか?」というのは、非常に気になることの一つです。さらに、最近よく耳にするようになった「IBDの治験」に関して、みなさんはどのような気持ちを抱いているのでしょうか?
IBD患者さん416人を対象に、治療や日常生活についてアンケート調査した「IBD白書2020」より、今回は治療に関する結果の一部を紹介します。
Q.現在受けている、潰瘍性大腸炎やクローン病の治療を教えて下さい
全体で最も多く使われているのは「5-ASA製剤」で、潰瘍性大腸炎80.6%、クローン病61.1%でした。2番目に多く使われているのは、潰瘍性大腸炎では「ステロイド製剤」(26.2%)、クローン病では「生物学的製剤」(56.8%)でした。3番目に多く使われているのは、潰瘍性大腸炎では「生物学的製剤」(23.0%)、クローン病では「経腸成分栄養剤」(32.7%)でした。
Q.潰瘍性大腸炎やクローン病の治験に参加してみたいですか
全体で、最も多かったのが「条件が合えば、参加してみたい」で65.6%でした。一方、「参加したくない」は20.9%、「治験を知らない」は5.5%でした。
いかがでしたでしょうか?「IBD白書2020完全版」(PDF)では、今回紹介した以外にも、8つのテーマに分けて、38問の調査結果を紹介しています。IBDプラス会員向けに無料公開中ですので、興味のある方はぜひご覧ください。
(IBDプラス編集部)
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