【開催レポート】武田薬品工業　「パーティープレート with IBD」試食イベント　5月30日

開発者の思いがたくさん詰まったプレートは、和・洋・中がみんなで楽しめる

武田薬品工業（以下、武田薬品）とハイアットリージェンシー東京（以下、ハイアットリージェンシー）は5月30日、メディア向けに低脂質プレート「パーティープレート with IBD」の試食イベントを開催。IBDプラス編集部も参加してきました。

武田薬品によると、IBD患者さんとそのご家族が、食事制限はもちろん、食のマンネリ化や外食への不安を抱えていることを日頃から耳にしており、特に「みんなで同じものが食べられない」という悩みを何とかしたいという一心で、今回の企画を思いついたそうです。

ハイアットリージェンシーの総料理長・岡本省三氏は、IBD患者さんのことを理解するため、自ら「In Their Shoes」プログラムに参加したそう。In Their Shoesは、武田薬品が提供するIBD患者さんの生活を体験するプログラム。総料理長は、「安心して食べられるものが想像以上に少ない」「食事制限があるので、いつもは意識していない食べ物のCMばかりが目についた」と、当時の心境を述べました。

そして、「和・洋・中、全部楽しめるプレートにしたい」と決意。何度もメニューの議論や打ち合わせを重ね、宴会料理長の協力を得て、今回のプレートが完成したそうです。

「どのメニューが一番苦労しましたか？」と伺ったところ、「通常、フレンチはバターをたくさん使うし、中華もたくさん油を使う。デザートもチョコレートは使えないと言われ、苦労しなかったものはないです」とのこと。構想約1年、開発までに約2か月かかったそうです。

プレートのメニューを家庭用にアレンジしたレシピも公開予定

気になるメニューは以下の通り。

＜フランス料理＞
牛モモ肉のロースト 和風ソース
鱈のブランダード トリュフの香り
雲丹とアーモンドミルクのブランマンジェ 真鯛の炙り焼き
国産豚フィレ肉のコンフィ トマトソース

＜中国料理＞
大根餅
金目鯛の塩麴漬け焼き 分葱ソース
パプリカ甘酢漬け
鶏肉団子 黒酢あんかけ

＜ペストリー・スイーツ＞
柚子と白あんのマカロン
和栗カスタードのクレープ包み
ミニバゲット

どれも「一流」「上質」という言葉がピッタリの上品なお味で、ヘルシー志向の方向けのランチで出しても喜ばれそうだと感じました。

個人的に、特に美味しいと思ったメニューをご紹介します！

・牛モモ肉のロースト 和風ソース
脂質の高い和牛は使わず、オーストラリア牛の内モモ肉を使用。柔らかくてさっぱりしたお肉に、ソースがとてもよく合います。

・鶏肉団子 黒酢あんかけ
ホテル内の中国料理「翡翠宮」でも提供しているという肉団子の黒酢あんを使用。良い意味で知っている肉団子の味と違ったので、これが一流の味なのかと感じました（笑）。

・柚子と白あんのマカロン
今まで食べたマカロンの中で一番美味しかったです！チョコが使えないので白あんにしたそうですが、柚子の香りととてもマッチしていました。

こちらのプレートは2023年6月5日（月）まで予約受付中だそうです。

【料金】10,800円（税・送料込み）2～3名分
【配達エリア】東京都（※離島を除く）・神奈川県・千葉県・埼玉県・群馬県・栃木県・茨城県・山梨県・静岡県
【お届け日】2023年6月16日（金）～17日（土）

その他詳細は、関連リンクをチェックしてみてくださいね。

さらに、今回のプレートのメニューに家庭で再現しやすいようなアレンジを加えたレシピが、武田薬品の疾患啓発サイト「IBDステーション」で6月16日より公開予定だそうです。こちらも楽しみですね。

（IBDプラス編集部）