潰瘍性大腸炎が寛解中。カフェインは腸に悪さをしますか？

医師と患者のお悩み相談｜ 2025/2/28

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以前潰瘍性大腸炎を発症しましたが、現在はしています。潰瘍性大腸炎とカフェインの関係で二つお教えください。

■よく潰瘍性大腸炎に対し、コーヒー等カフェイン飲料は避けたほうが良いという話を聞きますが、何か理由はありますか？

■膝が痛いので膝サプリをさがしているのですが、候補のサプリに緑茶抽出物（カテキン）が含まれています。気になったのでメーカーにカフェインの量を問い合わせましたら、

　1日4粒あたり0.5mg以下

との回答でした。この程度であれば、腸に悪さをすることはないですか？
(60代/男性)

この質問の投稿日：2024/12/26

A先生からの回答
消化器内科、他

A先生

1）カフェインの摂取を回避すべきなのは、活動期の話です。
　寛解期には、コーヒーも大量でなければ制限はありません。

2）同様にあなたが寛解期であれば、問題ありません。
　不安であれば、主治医に病態を確認しましょう。
　お大事にして下さい。

B先生からの回答
一般内科、他

B先生

潰瘍性大腸炎とカフェインの関係についてお答えします。

■カフェインが潰瘍性大腸炎に悪いとされる理由
カフェインには腸の動きを活発にする作用があり、下痢を誘発する可能性があります。また、コーヒーなどの酸性飲料は胃腸を刺激し、炎症がある場合には症状を悪化させるリスクがあるため、避ける方が良いとされています。

■緑茶抽出物（カフェイン0.5mg以下）の影響
1日4粒でのカフェイン量が0.5mg以下であれば、非常に微量であり、腸への悪影響はほとんどないと考えられます。気になる場合でも、少量から試し、体調を観察してください。

膝サプリを利用する際も腸の状態を観察しながら継続されると安心です。