寛解維持のために5-ASA坐剤を入れ続けるのは無意味なのでしょうか?
医師と患者のお悩み相談 | 2026/7/1
再燃する時も、直腸から炎症が始まり上へ広がっていくのでしょうか?お尋ねしたい背景は、寛解維持のために5-ASA坐薬を入れ続ければ、ある程度は再燃を食い止められるのではないかと考えたからです。実際、寛解時にも頻度に差はあれど坐薬を使用している方もいるように思いますが、担当医師から「寛解時なのにわざわざ坐薬を使用する意味が無い」と言われています。
(さくらさん 潰瘍性大腸炎歴3年)


IBD連携専門医
三枝先生からの回答
確かに潰瘍性大腸炎では、寛解期でも直腸に炎症が残存していたり、直腸から再燃したりすることが多いです。よって、5-ASA製剤の坐剤を寛解維持として使うのは効果的だと考えます。しかし現実的に長期的に毎日薬を内服するのと坐剤を入れるのとでは、患者さんの負担が違います。やはり、飲み薬の方が続けやすいと思います。よって、内視鏡で粘膜治癒(炎症がない状態)している場合は、私も内服薬をお勧めします。その上で、どうしても内視鏡的に直腸のみに炎症が残る場合は、坐剤をお勧めします。直腸に炎症が残っていないかどうか、担当の先生に一度伺ってみてはいかがでしょうか。
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2003年 大和市立病院出向 内科後期研修医
2004年 北里大学東病院 消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年 北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年 相模野病院 消化器センター部長
2018年 相模原保健所 疾病対策課
2025年 深川ギャザリアクリニック 副院長
2025年 淵野辺総合病院 内科 内視鏡副室長
<学会資格>
日本炎症性腸疾患学会 IBD連携専門医
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医
【三枝先生のIBD診療】
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お問い合わせ:042-754-2222(代表)/予約センター:042-754-3271