「シンポニー皮下注50mgオートインジェクター」発売
ニュース | 2019/5/29
握りやすく、ボタンを押すだけで自己注射が完了
田辺三菱製薬株式会社は5月29日、ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「シンポニー皮下注50mgオートインジェクター」(一般名:ゴリムマブ (遺伝子組換え))を発売したと発表しました。
同剤は、国内で利用可能な「シンポニー皮下注50mgシリンジ」と同一組成の薬液を充填したシリンジにオートインジェクターが装着された、ばね式の使い捨て製剤です。握りやすく、ボタンを押すと注射ができる同剤は、シンポニーの在宅自己注射を必要とする患者さんの利便性を高めるため、設計・開発されました。
シンポニーの自己投与は、医師により適用が妥当と判断された患者さんにおいてのみ可能です。また、在宅自己注射において「シンポニー皮下注50mgシリンジ」 が、すべて「シンポニー皮下注50mgオートインジェクター」に切り替わるものではありません。医療従事者と患者さんがよく話し合い、最も適した製剤を使用することが大切です。
なお、関節リウマチ治療における同剤の在宅自己注射は保険適用となっていますが、潰瘍性大腸炎治療においては、まだ保険適用が認められていません。
(IBDプラス編集部)
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