ヒュミラのバイオシミラー、ヨーロッパでの販売で提携を発表
ニュース | 2018/4/18
2018年後半にはヨーロッパで販売が認められる見込み
炎症性腸疾患(IBD)の治療薬でもある、ヒト型抗TNF-αモノクローナル抗体製剤「ヒュミラ(R)」(一般名:アダリムマブ)。そのバイオ後続品(バイオシミラー)の開発が、現在進められています。協和キリン富士フイルムバイオロジクス株式会社は4月11日、ヨーロッパでのヒュミラのバイオシミラーの独占的販売権を、マイランN.V.社に付与する契約を結んだことを発表しました。
ヒュミラのバイオシミラーは、2017年5月に協和キリン富士フイルムバイオロジクス社がヨーロッパでの販売承認申請を行い、現在審査中。2018年後半には販売が認められると見込まれています。今回の契約に基づき、ヨーロッパでのヒュミラのバイオシミラー販売はマイラン社が行うとのこと。協和キリン富士フイルムバイオロジクス社は、ほかの地域での同剤の販売についても、マイラン社と交渉を進めるとしています。
(IBDプラス編集部)
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