大腸内視鏡検査のたびに麻酔を使うのは問題ない?他の検査方法はないですか?

医師と患者のお悩み相談2024/1/5

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1年に1度は大腸カメラをしたいと言われたのですが、そんなに頻繁にやらないといけないのでしょうか。まだ1度しかやったことがなく、笑気麻酔で眠っているうちに終わったので大丈夫だったのですが、これから大腸カメラをするたびに笑気麻酔をするのは良くないですか? また、大腸カメラ以外の検査方法はないですか?
(きりさん クローン病歴1年)

三枝先生

IBDに詳しい
三枝先生からの回答

治療で体調が安定するまでは、年に1度以上は大腸内視鏡検査を受けることを推奨します。なぜならば、治療の効果判定や病状が把握できないからです。とは言え、確かに大腸内視鏡検査は大変な検査です。ですので、つらいようであれば麻酔内視鏡検査を推奨します。また、内視鏡前の下剤(全処置)に関しては、内服薬や少量で良い薬も出ています。

笑気麻酔に関しては、鎮痛・麻酔効果が弱い気がしますし、採用している施設も少ない印象です。その病院のこだわりもあるのかもしれませんが、ドルミカム、ペチジン、プロポフォールを単剤や合わせて使用する施設が多いです。

これは私の場合ですが、治療が上手く行き、内視鏡で見ても炎症がなくなった場合に関しては患者さんの負担を考え、血液検査、CT検査便中カルプロテクチン検査を受けていただき、安定していれば大腸内視鏡検査は2~3年に1回のペースにしています。しかし、クローン病は病状把握がとても重要ですし、通常より大腸がんのリスクも高いので、大腸内視鏡検査は定期的に推奨しています。

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三枝陽一先生
深川ギャザリアクリニック 副院長
三枝陽一先生
2001年 北里大学医学部卒業。北里大学病院 内科研修医
2003年 大和市立病院出向 内科後期研修医
2004年 北里大学東病院 消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年 北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年 相模野病院 消化器センター部長
2018年 相模原保健所 疾病対策課
2025年 深川ギャザリアクリニック 副院長

<学会資格>
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医

三枝先生のIBD診療時間
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水曜日:9:00~12:30、14:00~18:00
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お問い合わせ:03-5653-3500(代表)

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