手首の腱鞘炎で局所ステロイド注射を検討中。潰瘍性大腸炎寛解中ですが影響はありますか？

医師と患者のお悩み相談｜ 2025/8/12

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手首が腱鞘炎になり痛みが強いため、局所ステロイド注射を検討しています。持病は潰瘍性大腸炎で現在寛解中ですが、局所ステロイドは影響ありますか？また、注意点などあれば教えていただきたいです。
（hmさん　潰瘍性大腸炎歴5年）

IBD連携専門医
三枝先生からの回答

手の使い過ぎが原因で腱鞘炎となり、局所ステロイド注射をするのであれば、全く問題ありません。潰瘍性大腸炎の病状にも影響はないと考えられます。

これは念のためのお伝えとなりますが、潰瘍性大腸炎は免疫系の病気であるため、腸管外合併症で関節炎になることがあります。整形外科の主治医の先生には潰瘍性大腸炎であることを相談済みでしょうか？ステロイドの注射を打っても改善しないようであれば、一度潰瘍性大腸炎のこともふまえて相談してみてください。

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淵野辺総合病院内科内視鏡副室長

三枝陽一先生

2001年　北里大学医学部卒業。北里大学病院内科研修医
2003年　大和市立病院出向内科後期研修医
2004年　北里大学東病院　消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年　北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年　相模野病院　消化器センター部長
2018年　相模原保健所　疾病対策課
2025年　深川ギャザリアクリニック　副院長
2025年　淵野辺総合病院　内科　内視鏡副室長

＜学会資格＞
日本炎症性腸疾患学会　IBD連携専門医
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医

【三枝先生のIBD診療】
淵野辺総合病院ホームページ
お問い合わせ：042-754-2222（代表）／予約センター：042-754-3271

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