潰瘍性大腸炎の治療を受けていますが、痛み・頻回のトイレ・出血などの症状が治まりません
医師と患者のお悩み相談 | 2026/9/9
少しの血便から始まりました。初めての病院では、整腸薬を処方され、しばらく様子を見ていました。しかし、明らかに出血が増えて他病院へ受診、大きな病院へ紹介され潰瘍性大腸炎と診断されました。メサラジン、レクダブル、カロナールを処方されていますが、痛みは取れず、悶絶する痛み、トイレは1日に10回は行き、吐き気や生理痛みたいな痛み、熱があります。 出血は一度止まりかけてました。でもまた、出血しています。今は、苦しいです。
(フッカ担さん 潰瘍性大腸炎歴1年未満)


IBD連携専門医
三枝先生からの回答
潰瘍性大腸炎の場合は、安全性が高く、効果が弱めの薬から開始されます(ステップアップ治療)。メサラジンは最初に使われる基準薬、レクタブルは副作用の少ないステロイドの注腸薬であるため、内服薬や点滴に比べると全身ではなく局所に効くので副作用が少ない印象です。カロナールはよく使用される鎮痛薬です。しかし薬剤としての効果は強くないため、効果不十分な場合があります。
これらのことから、場合によっては薬効が強い薬の検討が必要となります。日本炎症性腸疾患学会の治療方針では、中等度以上の場合に目的によってはステロイドの内服が推奨されています。フッカ担さんは、まだ治療初期のため、弱い薬が使用された印象です。一度、主治医の先生とご相談していただくのが良いと思います。
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2003年 大和市立病院出向 内科後期研修医
2004年 北里大学東病院 消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年 北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年 相模野病院 消化器センター部長
2018年 相模原保健所 疾病対策課
2025年 深川ギャザリアクリニック 副院長
2025年 淵野辺総合病院 内科 内視鏡副室長
<学会資格>
日本炎症性腸疾患学会 IBD連携専門医
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医
【三枝先生のIBD診療】
淵野辺総合病院ホームページ
お問い合わせ:042-754-2222(代表)/予約センター:042-754-3271