潰瘍性大腸炎治療剤「コレチメント錠9mg」発売

ニュース2023/9/11

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活動期潰瘍性大腸炎患者さんの1日1回服用の経口剤

フェリング・ファーマ株式会社と持田製薬株式会社は、潰瘍性大腸炎治療剤「コレチメント(R)錠9mg」(一般名:ブデソニド)を9月1日に発売したと発表しました。

コレチメントは、局所作用型ステロイドであるブデソニドを有効成分とする経口剤で、MMX(R)テクノロジーにより、標的部位の大腸にブデソニドが送り届けられ、その場所で持続的に放出されるように設計されています。同剤は、重症を除く活動期の潰瘍性大腸炎患者さんの治療薬で、成人は1回9mgを1日1回朝に服用します。

また、ブデソニドは全身に曝露される糖質コルチコイド活性(過剰になると副作用の原因となる)の軽減が期待されます。

海外では、すでに60以上の国や地域で販売されているそうです。日本では、フェリング・ファーマが製品供給を担当し、持田製薬が流通・販売を行うとしています。

(IBDプラス編集部)

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