【IBD+リサーチ】ここ最近の睡眠時間は?
ニュース | 2022/10/27
今回のクイックリサーチのテーマは、「ここ最近の睡眠時間は?」。232名のユーザーさんにご回答いただきました。ご協力ありがとうございました。
最も多かった回答は「7~6時間台」(53.0%)で、「8時間以上」(9.5%)と合わせると、62.5%の人が、比較的しっかりと睡眠時間が取れていることがわかりました。
いただいたコメントには「昼寝を上手に活用している」という声もありました。特に、赤ちゃんや受験生の親御さんなどは、まとまった睡眠時間を確保しにくいということも多いかと思います。そのような場合は、短時間睡眠をこまめに取り入れながら、トータルの睡眠時間を長くするというのも一つの手かもしれませんね。
一方で、約5%の方が「3時間以下」と回答しており、大変気がかりです…。仕事が忙しい、日常的なストレスがあって眠れない、ということもあると思いますが、IBD患者さんからは「具合の悪い時はトイレの回数が多すぎてトイレの前に布団を敷いて寝ている」「おなかが痛すぎてまともに眠れない」といったお話をよくお聞きします。
きちんと治療を続けているのに、症状が治まらなくてつらいという方は、主治医の先生に一度相談してみてはいかがでしょうか?セカンドオピニオンを受けるというのも、選択肢の一つと言えるかもしれませんね。
睡眠に関しては、「寛解期の正しい過ごし方 」についてお話ししてくださった岡山大学の平岡佐規子先生、「IBDに合併するがん」についてお話ししてくださった福岡大学の平井郁仁先生も、その重要性について述べておられます。
また、少し古い情報になりますが、2017年にスイス・バーゼル大学が青少年のIBD患者さんを対象に行った研究で、「睡眠の質と炎症状態は複雑に関連している」と報告されています。
IBDプラスではこれからも、睡眠の質を上げるためのセルフケア、専門家のインタビューや研究ニュースなどを通して、みなさんが心地よく眠るための情報をお伝えしていきたいと思っていますので、どうぞご期待ください。
(IBDプラス編集部)
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