自己免疫疾患アートプロジェクト「PERSPECTIVES」の作品募集を開始
ニュース | 2018/7/13
自身の疾患体験を「作品」に
アッヴィ合同会社は7月1日、自己免疫疾患の患者さんを対象とした「アッヴィ 自己免疫疾患 アートプロジェクト『PERSPECTIVES』」へのアート作品募集を開始しました。
同プロジェクトは、潰瘍性大腸炎やクローン病をはじめ、関節リウマチ、若年性特発性関節炎、強直性脊椎炎、尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、腸管型ベーチェット病、ぶどう膜炎など、自己免疫疾患の患者さんが、疾患による痛みや自分の気持ちを伝えることに難しさを感じているという現状を受けて始まったもの。自身の疾患体験をさまざまなアートで表現し、疾患についての周知と理解を深めてもらうことを目的としています。
表現方法は絵画、彫刻、立体造形、陶芸、写真、書道、手芸など自由で、特に厳密な決まりはないそうです。作品に、作品の説明とエピソードを添えて応募します。その後、厳選な審査により、最優秀賞1名、優秀賞1名、審査員賞3名、佳作5名が決定されます。
2015年開催時には2歳から85歳まで、161人が応募
PERSPECTIVESは、2013年に世界20か国以上でスタート。日本では2015年に初めて開催されました。その際は、2歳の若年性特発性関節炎の女の子から最高齢85歳のリウマチ患者さんまで、161人の患者さんから応募(作品総数233点)があったそうです。
アッヴィは「自己免疫疾患の患者さんが疾患とどのように向き合って生きているかをご自身の視点から捉え、アートを通じて表現、共有することが、疾患に対する社会の理解を深めることにつながると考えています。本プロジェクトを通じて、ひとりでも多くの方が患者さんの思いを理解し、支援することができるよう、今後も継続的なサポートを提供してまいります」と述べています。プロジェクトの詳細・応募方法は、以下リンクよりご確認ください。
(IBDプラス編集部)
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