退院1週間後、左下腹部に痛み…。イレウスでなければ小腸穿孔でしょうか?
医師と患者のお悩み相談 | 2021/7/5
左下腹部(おへその左下らへん)にキリキリした痛みが続き、小腸穿孔を心配しております。
約6週間前にクローン病で直腸狭窄、難治性肛門病変のため大腸ストーマ造設、直腸肛門切除の手術(腹腔鏡補助下)を受けました。 術後2週間にイレウスを発症し、イレウス管挿入し1週間で軽快したため術後4週間で退院しましたが、退院1週間後の昼食後に左下腹部を中心にキリキリとした強い腹痛があり、再度入院。
再入院当日の腹部レントゲン検査では一部小腸にガスがあるものの、腸管の拡張はなく明らかなイレウスではないとのこと。帰宅して様子を見ても良いとのことでしたが、痛みが強く歩くのも辛い状態で、不安なため入院を希望しました。入院後水分と痛み止めの点滴をうちながら、5時間程度でガスが出始め痛みは軽減しました。
翌日のレントゲン検査も入院時と見え方はかわらないとのこと。またCRP0.1でした。
更に翌日、ガストログラフィンを飲んだ1、2時間後に腹部レントゲンを撮り、造影剤が大腸まで流れているとのことで退院となりました。
今は退院翌日ですが、強い腹痛こそないもののおへその左側から少し下にキリキリした痛みがあり、不安に思っています。
この位置は度々このような痛みがあり、また押すとぐちゅぐちゅと水音のような音がします。また、今回入院時のレントゲン検査で少しガスが溜まっていたのもこの位置です。
ストマに廃液が出ているためイレウスではないと思っているのですが、小腸穿孔の可能性はありますでしょうか?今回の入院ではレントゲンのみで、CTを撮らなかったため見落としを懸念しております。 宜しくお願いします。
(40代/女性)
約6週間前にクローン病で直腸狭窄、難治性肛門病変のため大腸ストーマ造設、直腸肛門切除の手術(腹腔鏡補助下)を受けました。 術後2週間にイレウスを発症し、イレウス管挿入し1週間で軽快したため術後4週間で退院しましたが、退院1週間後の昼食後に左下腹部を中心にキリキリとした強い腹痛があり、再度入院。
再入院当日の腹部レントゲン検査では一部小腸にガスがあるものの、腸管の拡張はなく明らかなイレウスではないとのこと。帰宅して様子を見ても良いとのことでしたが、痛みが強く歩くのも辛い状態で、不安なため入院を希望しました。入院後水分と痛み止めの点滴をうちながら、5時間程度でガスが出始め痛みは軽減しました。
翌日のレントゲン検査も入院時と見え方はかわらないとのこと。またCRP0.1でした。
更に翌日、ガストログラフィンを飲んだ1、2時間後に腹部レントゲンを撮り、造影剤が大腸まで流れているとのことで退院となりました。
今は退院翌日ですが、強い腹痛こそないもののおへその左側から少し下にキリキリした痛みがあり、不安に思っています。
この位置は度々このような痛みがあり、また押すとぐちゅぐちゅと水音のような音がします。また、今回入院時のレントゲン検査で少しガスが溜まっていたのもこの位置です。
ストマに廃液が出ているためイレウスではないと思っているのですが、小腸穿孔の可能性はありますでしょうか?今回の入院ではレントゲンのみで、CTを撮らなかったため見落としを懸念しております。 宜しくお願いします。
(40代/女性)
A先生からの回答
消化器内科
A先生
小腸内視鏡検査で小腸に病変がなければ、小腸穿孔の可能性はないでしょう。手術後の治療について、主治医によく相談して下さい。無治療では再発するでしょう。
質問者さん
ご回答有難うございます。
術前の検査では小腸に病変はありませんでした。
今回の入院では、主治医は造影剤が大腸まで流れているのを見て、とりあえず今は問題なしと判断されたようです。
痛みが続くようなら早急に受診して治療について相談したいと思います。
B先生からの回答
肛門科
B先生
発熱や激痛が無いようですので、小腸穿孔の可能性は少ないと思います。
おそらくは、20年程の長い患いと思います。痔瘻が先行していたのでしょうか?
長期にわたるコントロールの困難なクローン痔瘻は癌を発症すると根治が難しくなります。
炎症性腸疾患専門の内科医と外科医のそろった、総合病院の大腸肛門病センターと名のつくような施設で治療中と思います。
これだけの大手術をお受けになったのですから、具合の悪いときには、次の予約を待たずに受診するようにして下さい。
質問者さん
ご回答有難うございます。
小腸穿孔の可能性は低いとのこと、では痛みの原因としてはやはり癒着の可能性が高そうでしょうか…?
ご推察の通り病歴は25年ほどで、かつ最初の10年は過敏性腸症候群と診断されて診療内科にかかっていた経緯があります。クローン病としては無治療の状態でしたので、その間に狭窄や痔瘻が進行してしまったようです。
今回、癌化のリスクも考えて肛門まで取る選択をしたのですが、それでイレウスを引き起こす癒着ができてしまったとすればとても残念です…。
B先生
左下腹部に人工肛門を造設したときに、ある程度の癒着を生じたと思われます。
厳格な食事制限やバイオの導入を行っていることと思われますが担当の医師団を信じて治療なさることです。
質問者さん
お忙しいところ再度のご回答有難うございます。
そうですね。まだ術後1月半ですので、じたばたせずに主治医を信じてやれることをやってみようと思います。
有難うございました。
C先生からの回答
一般内科
C先生
腸に穿孔があるようでしたら腹痛の悪化や発熱などを認め全身状態が悪化していくと思います。
また腹膜炎を起こすと麻痺性のイレウスになって便も出なくなってしまうかもしれません。
嘔吐や腹痛の悪化などあるようでしたら早めに診察を受けておくとよいと思います。
質問者さん
ご回答ありがとうございます。
まずは注意して経過をみたいと思います。
D先生からの回答
消化器外科
D先生
文面の経過、症状から小腸穿孔の可能性は低いと思います。経過を見てください。お大事に。
質問者さん
ご回答ありがとうございます。
穿孔でなくとも、イレウス(サブイレウス)後に腸に痛みが出る(残る?)ことは良くあるのでしょうか?
今回の入院では痛みが引いてもレントゲン結果は変わらなかったため、痛みの原因がわからず不安になっております。
D先生
術後の癒着による消化管の蠕動痛が最も考えられると思います。
質問者さん
有難うございます。
ご回答を参考にさせていただきます。