クローン病。食物繊維と免疫抑制の治療中に免疫が向上するという食べ物は控えるべき?
医師と患者のお悩み相談 | 2023/7/25 更新
子どもが便秘型のクローン病です。そのため、酸化マグネシウムを服用しています。クローン病の食事では食物繊維は制限した方が良いとのことですが、便秘型でも制限した方が良いのでしょうか?子どものうちから薬ばかりに頼るのとこの先身体がどうなってしまうか不安なので食事で便秘が治せるなら食物繊維を食べさせたいです。
また、イムランも服用していますが、免疫抑制するための薬なので、免疫向上とか書いてある製品は食べない方が望ましいでしょうか?よろしくお願い致します。
(ペンタさん 息子さんがクローン病歴1年6か月)
IBDに詳しい
三枝先生からの回答
クローン病の病状が悪い時、腸管狭窄がある時は、食事制限で繊維質を控えた方が良いと考えています。しかし、病状が安定しているのであれば、過度な繊維の制限は不要といった意見もあります。特に海藻類、きのこ、納豆などは、腸の調子を整え便秘解消につながると言われており、炎症性腸疾患の患者さんの安定期にはとった方が良いと考える医師、管理栄養士の意見が出てきました。
イムランも全身の過剰な免疫をコントロールすることにより、病状を改善しています。一般的に、市販されている免疫を高めると書かれている食品で、過剰免疫を起こすとは考えづらく、個人的には食べて良いと思います。一度、病院で栄養相談などを受けてみてはいかがでしょうか。
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2003年 大和市立病院出向 内科後期研修医
2004年 北里大学東病院 消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年 北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年 相模野病院 消化器センター部長
2018年 相模原保健所 疾病対策課
2025年 深川ギャザリアクリニック 副院長
<学会資格>
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医
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