潰瘍性大腸炎で回腸嚢炎を治療中。これ以上ステロイドを使いたくありません

医師と患者のお悩み相談2023/7/25 更新

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こんにちは。潰瘍性大腸炎で中学2年生の時から治療をしていたのですが、なかなか良くならず、24歳の時に大腸全摘術をして、数年前から結節性紅斑や、最近は回腸嚢炎で治療をしています。

回腸嚢炎のことで質問なのですが、悪くなるとレクタブルを使って、病状が落ちついているときは整腸剤のみ飲んでいます。回腸嚢炎の治療はこんな感じなのでしょうか?レクタブル以外でステロイドではない治療法はありますか。できればステロイドを使わないで体調を維持できればと思っています。教えて下さい。宜しくお願いします。
(ピースさん 潰瘍性大腸炎歴32年)

三枝先生

IBDに詳しい
三枝先生からの回答

2017年「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」(鈴木班)によると、回腸嚢炎の悪化時には、抗生剤のメトロニダゾールを使用し、改善しない時は5-ASA製剤の局所療法、レクタブルなどを使用し、さらに改善がなければ生物学的製剤やアザチオプリンの検討となっています。確かに、長期間のステロイド治療は副作用の問題があり、避けたいですよね。ペンタサ注腸、または安全性が高いとされている腸管選択性生物学的製剤のベドリズマブの使用を主治医の先生に相談されてみてはいかがでしょうか。

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三枝陽一先生
深川ギャザリアクリニック 副院長
三枝陽一先生
2001年 北里大学医学部卒業。北里大学病院 内科研修医
2003年 大和市立病院出向 内科後期研修医
2004年 北里大学東病院 消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年 北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年 相模野病院 消化器センター部長
2018年 相模原保健所 疾病対策課
2025年 深川ギャザリアクリニック 副院長

<学会資格>
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医

三枝先生のIBD診療時間
月曜日:9:00~12:30
水曜日:9:00~12:30、14:00~18:00
土曜日:16:00~18:00
お問い合わせ:03-5653-3500(代表)

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