潰瘍性大腸炎で前がん(異形成)が見つかったら、大腸を全摘するしかないのでしょうか?

医師と患者のお悩み相談2023/7/25 更新

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15年以上寛解を維持しています。人間ドックでわずかな便潜血があり、内視鏡検査をしました。生検の結果、前がん(異形成)が見つかり、大学病院に紹介をされました。さまざまな検査を行いましたが、悪性のものは発見されませんでした。しかし、一度がんと診断された以上、大腸全摘をしたほうがいいとのこと。死にたくはないので従うしかないと思いますが、他に選択肢はないのでしょうか。手術もその後も怖いです。
(ねねさん 潰瘍性大腸炎歴25年)

三枝先生

IBDに詳しい
三枝先生からの回答

寛解維持されている大腸からも前がん(異形成)は見つかることがあります。残念ながら潰瘍性大腸炎で前がん(異形成)が見つかると、大腸の他の部位にも前がん(異形成)があることが多いため、大腸全摘術を選択します。 ただし、前がん(異形成)が1部位のみであることが明確な場合は、内視鏡手術でその部位のみを切除して、その後は毎年の大腸内視鏡で厳重に経過観察をしていく場合もあります。主治医の先生ともう一度よくご相談されてみてはいかがでしょうか。

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三枝陽一先生
深川ギャザリアクリニック 副院長
三枝陽一先生
2001年 北里大学医学部卒業。北里大学病院 内科研修医
2003年 大和市立病院出向 内科後期研修医
2004年 北里大学東病院 消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年 北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年 相模野病院 消化器センター部長
2018年 相模原保健所 疾病対策課
2025年 深川ギャザリアクリニック 副院長

<学会資格>
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医

三枝先生のIBD診療時間
月曜日:9:00~12:30
水曜日:9:00~12:30、14:00~18:00
土曜日:16:00~18:00
お問い合わせ:03-5653-3500(代表)

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