シートン法で痔瘻手術。痛みはどのくらい続くのでしょうか?
医師と患者のお悩み相談 | 2023/9/27
6月29日にシートン法で痔瘻手術を行いました。クローン病(14才から潰瘍性大腸炎と言われてましたが、炎症が直腸のみだったのがそうでなくなり、最近クローン病だったかもと言われています)の調子が良くなく、ステロイド治療を行う前に、手術をということでした。クローン病があるため、輪ゴムはこのままずっとつけたままになると言われていますが、ちょっとしたことで強い痛みが走り、声を上げてしまう程です。この痛みはどの位続くのでしょうか?主治医からは痛みは大したことなく、すぐ慣れると聞きましたが、2週間を過ぎてもかなり痛みがあります。痛みがなくなるためにどうしたらいいのでしょうか?
(50代/男性)
(50代/男性)
A先生からの回答
消化器内科、他
A先生
消化器内科医です。手術お疲れ様でした。シートン法の術後はかなり痛みが出ることが多いです。1か月程度は続くことが多いです。まだ痛み止めで頑張る範疇になります。その後経過的に痛みが取れなければ、ブロック注射などが検討されます。今は辛いと思いますが、痛み止めの回数を増やして対応するしかないと思います。頑張ってください。
質問者さん
早速のご回答ありがとうございます。薬のこともお教えいただけますか? 実は、7月4日から急な足の腫れと痛みがあり近所の病院で、痛風との診断でした。(尿酸値は6.4ですが…)
その際痛み止めとしてとボルタレン錠とガスターD錠を処方されました。痔瘻の手術後は痛み止めとしてカロナールを処方されていましたが、全く効かず、現在はカロナールは服用せず、ボルタレンの方を服用しています。
それ以外に、ヘモクロンカプセル200mg、また以前よりクローン病のアサコール、リアルダ、また血圧のアジルバ、高脂血症のメバロチンを服用しており、また便が固くなってしまって排便時に痛みが強いため酸化マグネシウムも処方されています。
これだけたくさんの薬を服用していますが、飲み合わせは大丈夫なのでしょうか?なお、便が何故か固くなってしまうので、ビオフェルミンは服用していません。薬が多いため、実はガスターD錠も服用していません。
A先生
そうですね。飲み合わせ的には問題ないですが、薬は多いですね。
排便がうまくいかないと痛みも収まりませんので、しばらくは下痢気味で対応しておいた方が良さそうです。ボルタレンが胃に負担を与えることもありますので、もし胃痛があればガスターは内服しましょう。
質問者さん
毎回丁寧な返信ありがとうございます。連休明けの昨日18日、早速執刀医に診察してもらいました。貫通させたゴム紐が3本だった為、1本切って2本にしてもらいましたが、それ以外には、肛門内部の状態を診察してくれる事もないまま(1次口が腫れてるとか他にも痔があるとか診てくれないまま)「私の手術は実に上手く行った。2次口の傷も綺麗だ」と自画自賛した上「痛みに過敏ですね」と冷たくロキソニンを処方くれただけで診察終了されてしました。
教えて頂きたいのですがシートン法によるこの痛みはロキソニンを飲んでるだけで、いずれは痛みを感じなくなるまで改善する(慣れる?)時期は来るのでしょうか。それともゴムが入っている以上、痛みは永遠に継続するのでしょうか。私の場合は基本的にゴムが入りっぱなしになるそうです。今日現在まだ薬局からロキソニンが届いてないのでまだ痛み止めを飲めてませんが、今日も手術前の痔瘻よりも痛みが増し日常生活も苦痛でシートン法による本手術を後悔すると同時に執刀医に対する不信感も湧いてきており不安と心配で精神異常に陥っております。トイレも歩行も座姿勢もクシャミや咳さえ激痛を伴い死にたくなる程で社会活動も困難です。
ロキソニンは潰瘍性大腸炎に悪影響だと以前に聞いたことがありますが執刀医の処方は適切なのでしょうか。ちなみに私は41年前の14歳の時に潰瘍性大腸炎と診断されました。当時はこの病気について誰も知らず、いろいろな病院をたらい回しの上、ようやく新宿国立国際医療研究センターで潰瘍性大腸炎と診断され、以来ずっと自宅の相模原から通院しております。今年2月の内視鏡検査で上行結腸に潰瘍が多い為、最近になってクローン病の疑いありと言われました。なにか他に良い方策や対処方がありましたらご教示お願いいたします。長文申し訳ありませんが宜しくお願いいたします。
A先生
そうですね。通常は痛みは時間と共に消えていきますが、ゴムが残っていると傷が残るのと同じになるので痛みは消えないことが多いでしょう。いずれ抜けることを信じて待つしかないのかとは思います。手術をしている以上は現段階ではこれ以上の処置は難しいと判断せざるを得ませんが、術前より日常生活に支障をきたしているのであれば、そこはセカンドオピニオンも含めて紹介状を書いてもらい見てもらうのもいいかもしれません。
潰瘍性大腸炎に対してロキソニンは悪化する方向に動くこともありますが通常はあまり気にせず出すことも多いです。ただ飲み過ぎは禁物です。必要最低限の服用で問題になることはありません。
潰瘍性大腸炎とクローン病が併発することはごくまれにありますが、潰瘍が多発しているのであればクローン病なのでしょう。クローン病は潰瘍性大腸炎よりある意味厄介です。ただ最近はリンヴォックという内服薬も出てきましたので、服用を検討してもいいと思いますよ。
質問者さん
昨日もご回答ありがとうございました。潰瘍性大腸炎のステロイド治療のために良かれと思案してシートン法手術に踏み切りましたが、こんなに違和感と痛みで苦悩するとは思いませんでした。執刀医の事前の説明でもピアスや鼻輪を開けて皆平気で普通に生活してるから大丈夫だ、と聞かされてました。
今さらなのですが輪ゴムを撤去してしまう選択肢は私にはあるのでしょうか。潰瘍性大腸炎(もしくはクローン病)に対してステロイド治療をする予定(あくまで予定)となった理由は今年2月内視鏡検査で上行結腸に複数潰瘍があった事(毎年実施の内視鏡検査でも同様)。また8年ほど前から右背中肩甲骨下や右側下腹部に鈍痛が継続していて、様々な検査を繰り返しましたが、結石や膵臓に異常はなく、上行結腸の潰瘍がもしかしたら原因ではないか?と予測を立てられた経緯がありました。かん腸によるステロイド注入は上行結腸まで届かないから、経口薬でステロイド投与するしかなく、その前に痔瘻の処置をしなければならない、、との話がキッカケに成った経緯があります。
潰瘍性大腸炎の場合は悪化したら大腸全摘出が当然=人口肛門、と最近になって初めて聞かされ、そんな憂き目に遭いたくないと恐怖感から自分自身でも過敏になってましたが、シートン法輪ゴムによる痛みや違和感の方が苦痛度が高いと感じてるのが現在の心境です。
ちなみに14歳罹患時からリアルダ出現までは、私は直腸型でした。リアルダが出現し服用した頃から上行結腸型になってしまった感じです。アサコールとリアルダですと、大腸に到達してカプセルが溶解する時間差があるそうで、溶解が遅いリアルダが影響してる可能性もあるとの事で、現在リアルダとアサコールを併用している経緯があります。毎回長文ですがご教示お願いいたします。
A先生
実際に抜去して診ないとわかりませんので、それは今の段階ではなんとも言ってあげられません、すいません。クローン病でも潰瘍性大腸炎でもリンヴォックという薬は適応になります。ステロイドをやめられるチャンスも生まれると思います。
B先生からの回答
消化器外科、他
B先生
ご質問有難うございます。痛みの原因にもよります。深部に膿瘍が残存しているようであれば、追加の処置が必要になると思われます。痛み止めを適切に使用しつつ、痛みの原因を明らかにしておくことが求められます。
C先生からの回答
全科
C先生
2週間を過ぎてもかなり痛みがあります。痛みがなくなるためにどうしたらいいのでしょうか?とのことですが、クローンの痔ろうは難治性ですから、痛みの原因が何か、執刀医に診ていただくのがいいと思います。
質問者さん
お忙しいところ、早速のご回答ありがとうございました。次回の診察で診ていただくことといたします。
D先生からの回答
消化器内科
D先生
シートン法での痔瘻手術後であれば、まだ痛みが続くこともありますが、クローン病が原因かもしれません。念のために血液検査やCT検査を受けた方が良いと思います。