アイルランド在住。潰瘍性大腸炎だろうと診断され、すぐに抗TNFα抗体の使用を勧められました

医師と患者のお悩み相談2023/10/16

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はじめまして、アイルランドに在住している者です。17歳の息子が今年4月ごろ潰瘍性大腸炎だろうと医師に言われました。クローン病ではないですかと聞いたところ、クローン病は潰瘍大腸炎の一種だと言われていて、私としてはクローン病なのか潰瘍性大腸炎なのかはっきりしない状況です。6月にペンタサ顆粒2gを朝晩1回ずつ、ペンタサ坐薬1gを夜1回処方され、4週間服用後、血液検査の結果は変化がなく、8月上旬現在、抗TNFα抗体のinfusion(編集部注:点滴)を説明なく勧められています。今は医師に抗TNFα抗体のinfusionについての説明を求めているところです。
そこで質問ですが、(1)ペンタサの薬の効果は4週間でわかるものでしょうか?(2)ペンタサの効果が見られなければ、すぐに抗TNFα抗体をinfusionするのが普通でしょうか?教えていただけると助かります。よろしくお願い致します。
(Yukoさん 息子さんが潰瘍性大腸炎1年)

三枝先生

IBDに詳しい
三枝先生からの回答

全世界で炎症性腸疾患(IBD)は、クローン病と潰瘍性大腸炎を明確に分けて診断し治療しています。よって、クローン病は潰瘍性大腸炎の一種ではありません。ペンタサの効果判定時期に決まりはありませんが、1か月で効果判定しても良いかもしれません。しかし、通常はペンタサで効果が不十分であれば、次はステロイド製剤を使用します。それでも効果が出ない時に抗TNFα抗体の使用を検討します。まずは今診ていただいている先生の経歴を調べ、できればIBDの治療に詳しい先生に診療をお願いするのが良いかもしれません。

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三枝陽一先生
深川ギャザリアクリニック 副院長
三枝陽一先生
2001年 北里大学医学部卒業。北里大学病院 内科研修医
2003年 大和市立病院出向 内科後期研修医
2004年 北里大学東病院 消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年 北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年 相模野病院 消化器センター部長
2018年 相模原保健所 疾病対策課
2025年 深川ギャザリアクリニック 副院長

<学会資格>
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医

三枝先生のIBD診療時間
月曜日:9:00~12:30
水曜日:9:00~12:30、14:00~18:00
土曜日:16:00~18:00
お問い合わせ:03-5653-3500(代表)

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