妊娠中です。潰瘍性大腸炎の夫の薬が、赤ちゃんに影響を及ぼすことはありますか?

医師と患者のお悩み相談2025/10/2 更新

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患者の妻です。入力した情報は夫の病歴です。8週間1度のレミケードの点滴、毎日アザニン錠、アサコールを服用しております。この度、私の妊娠が発覚したのですが、主人が服用している薬が胎児に及ぼす影響はありますか?妊娠を継続させるべきか悩んでおります。
(ちくわぶさん ご主人が潰瘍性大腸炎歴15年)

三枝先生

IBD連携専門医
三枝先生からの回答

ご懐妊おめでとうございます。ご主人の薬が胎児に及ぼす影響は特にないと思います。女性が患者さんの場合は妊娠中や、その後に内服している薬が胎盤を経由して移行、あるいは母乳を通して赤ちゃんに影響を与える場合があります。

しかし男性の場合は、男性が内服している薬が精子や子どもに移行することはありませんので、安心して下さい。

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三枝陽一先生
淵野辺総合病院 内科 内視鏡副室長
三枝陽一先生
2001年 北里大学医学部卒業。北里大学病院 内科研修医
2003年 大和市立病院出向 内科後期研修医
2004年 北里大学東病院 消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年 北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年 相模野病院 消化器センター部長
2018年 相模原保健所 疾病対策課
2025年 深川ギャザリアクリニック 副院長
2025年 淵野辺総合病院 内科 内視鏡副室長

<学会資格>
日本炎症性腸疾患学会 IBD連携専門医
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医

【三枝先生のIBD診療】
淵野辺総合病院ホームページ
お問い合わせ:042-754-2222(代表)/予約センター:042-754-3271

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