エンタイビオが効いていますが、今後効かなくなったらどうすればいいですか?

医師と患者のお悩み相談2026/8/22

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5年前に潰瘍性大腸炎と診断され、メサラジンの座薬で2年間程無事に過ごすことが出来たのですが、その後、大腸全体に炎症が広がり、メサラジンの注腸剤、飲み薬では効果が無く、経口ステロイドで改善。その間、ステロイドから何に移行すればいいのかよくわからず、三枝先生の相談室を参考に、副作用が少ないエンタイビオに移行しました。1回目からの投与後から非常によく効き3回目の投与後からは、ほぼ寛解状態になりました。
現在、エンタイビオ開始からほぼ11か月が経過しました。今後、寛解状態を保つため、どの程度エンタイビオを続けるのか、現在は点滴ですが、エンタイビオペンでもいいのか、もし効かなくなった場合は、次は何の薬がいいのかなど、アドバイスをいただければ助かります。よろしくお願いいたします。なお、自分の主治医は、投薬選びは患者の意見を尊重してくれるようです。
(よしさん 潰瘍性大腸炎歴5年)

三枝先生

IBD連携専門医
三枝先生からの回答

確かにエンタイビオに代表される最近の生物学的製剤は、安全性が高く長く効いてくれる印象です(効果減弱が少ない)。寛解状態であれば継続することを推奨します。エンタイビオペンに関しても同成分なので有効です。2週間に1度投与しますので薬物血中濃度が安定し、薬効も安定します。注意点としては、2週間に1度、自分で皮下注射を打たなくてはならないことが少しだけ大変なこと、通院に比べて投与を忘れがちになることが挙げられます。

エンタイビオの効果がなくなった時のことですが、潰瘍性大腸炎の薬は種類が多く、新薬も頻繁に発売されています。効果がなくなった際には主治医の先生と相談し、その時のよしさんの生活スタイルに合った効果的な薬剤を選ぶのが良いのではないかと思います。

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三枝陽一先生
淵野辺総合病院 内科 内視鏡副室長
三枝陽一先生
2001年 北里大学医学部卒業。北里大学病院 内科研修医
2003年 大和市立病院出向 内科後期研修医
2004年 北里大学東病院 消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年 北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年 相模野病院 消化器センター部長
2018年 相模原保健所 疾病対策課
2025年 深川ギャザリアクリニック 副院長
2025年 淵野辺総合病院 内科 内視鏡副室長

<学会資格>
日本炎症性腸疾患学会 IBD連携専門医
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医

【三枝先生のIBD診療】
淵野辺総合病院ホームページ
お問い合わせ:042-754-2222(代表)/予約センター:042-754-3271

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