潰瘍性大腸炎の病勢、便潜血検査でどこまでわかる?
医師と患者のお悩み相談 | 2019/9/19 更新
潰瘍性大腸炎で治療中です。現在ステロイド4mgまで減りプログラフ2カプセル朝と夜、リアルダ4800mg投与継続。便潜血が今日560、2週間前20、1ヶ月前 550という感じでなかなか安定して陰性になりません。今回途中飲酒しました。回復には向かっているのでしょうか。何に気をつければいいのでしょうか?おねがいします。ちなみに悪化していた入院時は10000を超えたりもしてました。(50代/男性)
A先生からの回答
消化器内科
潰瘍性大腸炎の病勢を便潜血反応で評価することは困難です。
便潜血反応は非常に鋭敏な検査ですので、潰瘍性大腸炎の患者さんの場合には、粘膜寛解以外ではなかなか陰性にはなりません。
また便潜血反応の数値と潰瘍性大腸炎の病勢は必ずしも相関しません。
あなたの主治医が便潜血反応を検査する目的は不明ですが、検便で潰瘍性大腸炎の病勢を評価するのであれば、通常は便中カルプロテクチンを検査します。
次回の受診時に主治医とご相談ください。
B先生からの回答
消化器外科
潰瘍性大腸炎の病勢の評価に便潜血を定量することは、あまり意味がないと考えます。肉眼的血便と、下痢の性状、便の回数で評価すればいいと思います。飲酒はあまりお勧めしません。
C先生からの回答
消化器内科
潰瘍性大腸炎では便潜血は陽性なのが当然ですので、この結果からだけで治療が上手くいっているかどうか判定することは難しいです。症状の方が大切です。