再燃中に薬の量が減らされてしまって不安です…

医師と患者のお悩み相談2020/6/18

  • Xでポストする
  • いいね!
  • LINEで送る
  • URLをコピー URL
    copied

再燃中の薬が減ったことによる不安があります。新しい薬にチャレンジして再燃し、を、1年で4回繰り返しました。再燃中に、大腸カメラの検査をしました。炎症が肛門からちょっと奥の方までありました。ペンタサ2,000mgを、朝晩、服用していましたが、今回は、ペンタサ1,000mgを朝・晩と、ステロイドの泡のやつを朝晩で処方されました。医師からは、「ペンタサ2,000mgは、8週しか連続して処方できない」と言われました。まだ炎症があるのにペンタサが減ってしまうことに不安を感じています。減らさないといけないのでしょうか?
(いのぶたかあさん 潰瘍性大腸炎歴44年)

三枝先生

IBDに詳しい
三枝先生からの回答

ペンタサは副作用が少ないため通常でしたら、寛解するまで潰瘍性大腸炎では最大容量を使用するのが通常の使用方法です。よって、減量は必要なく、むしろ2,000mgを朝夕投与を継続するのが良いと考えます。ペンタサを使用するなら有効性成分が多い「ペンタサ顆粒94%」がおすすめです。また、8週処方したところで、薬がどの程度効いていた、などをもとにした主治医の判断により、その後8週ごとの長期処方も、必ずしも否定されるものではありません。直腸に炎症が残るなら、直腸に効果的な5-ASA製剤のリアルダ、アサコールへの変更もおすすめです。おそらくステロイドフォームのレクタブルは、肛門より奥の直腸、S状結腸病変には有効ですので、使用されたら良いと思います。

三枝先生への質問募集中 ▸

三枝陽一先生
深川ギャザリアクリニック 副院長
三枝陽一先生
2001年 北里大学医学部卒業。北里大学病院 内科研修医
2003年 大和市立病院出向 内科後期研修医
2004年 北里大学東病院 消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年 北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年 相模野病院 消化器センター部長
2018年 相模原保健所 疾病対策課
2025年 深川ギャザリアクリニック 副院長

<学会資格>
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医

三枝先生のIBD診療時間
月曜日:9:00~12:30
水曜日:9:00~12:30、14:00~18:00
土曜日:16:00~18:00
お問い合わせ:03-5653-3500(代表)

この記事が役立つと思ったら、
みんなに教えよう!