潰瘍性大腸炎に効果があるという食事療法を見つけましたが、効果はあるでしょうか?
医師と患者のお悩み相談 | 2020/10/16
三枝先生初めまして、ぺんぺんと申します。最近長年患っている潰瘍性大腸炎のことでずっとぐるぐる考え込んでしまっていたのでこのような場を設けていただき嬉しく思います。主治医の方にもなかなか話しづらく…。
自分のことで恐縮ですが、私は7年前の高校3年生のクリスマスに潰瘍性大腸炎になりました。その後すぐ寛解期になりましたが、1年後の大学1年生にまた再燃し、その後ずっと座剤を止めるとすぐ出血…という状態を繰り返しています。飲み薬は特に効果を感じることはできません。最近までは別にお薬代は高いけど、なんとなくいつか治るからのんびり生きようと思っていました。
ですが、長年お付き合いしている恋人との結婚を考えたとき、同居するのにトイレに何分もこもったり、血便を気にして美味しいものを食べられない未来は悲しいなと思い、本気で治したいと考えを改めました(将来子供も授かりたいと思っています)。
そこで自分なりに潰瘍性大腸炎を本気で治すにはと検索して食事療法をみつけたので数日前から始めてみましたが、なかなか血便が収まらず気が滅入ってしまっています…。このまま薬を使わずに自分の免疫力に頼った方法で治療をすすめて良いのでしょうか?長文になってしまい申し訳ございません。もし可能でしたらご回答お願い致します。
(ぺんぺんさん 潰瘍性大腸炎歴7年)
IBDに詳しい
三枝先生からの回答
潰瘍性大腸炎は食事療法のみで治癒しないと考えます。なぜなら、潰瘍性大腸炎は大腸に病変が現局し、食事の消化吸収を行う胃と小腸は問題ないからです。ですから、しっかり薬物療法を受けることをおすすめします。今はいろんな薬があり、効果的な新薬も出てきています。治療費用も、血便があればおそらく中等症なので、難病申請ができると思います。特定疾患医療費受給者証があれば、費用も大してかかりません。恋人ためにも、きっちり治療するのが大切だと思います。
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2003年 大和市立病院出向 内科後期研修医
2004年 北里大学東病院 消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年 北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年 相模野病院 消化器センター部長
2018年 相模原保健所 疾病対策課
2025年 深川ギャザリアクリニック 副院長
<学会資格>
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医
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