【IBD白書2018】潰瘍性大腸炎・クローン病患者さんの“食事”事情(2)食事・料理の際に困ったことは?
白書2018 | 2025/2/7 更新
Q.食事(調理や食材選びも含む)の際に困ったことがあれば教えてください
テーマ別に代表的な患者さんの声をご紹介します。
外食時
- 脂質や繊維質などを控えようと思うと、外食できるお店が限られる。いつも安全そうなうどんばかりになってしまい、お店が限られてしまうので友人や家族にも申し訳ない
- メニューからは内容がわかりにくいこと。周りにあわせなければならないこと
- 一番困るのは、外食先のお店や友人・知人のお家で食事をする時にどんな食材を使っているのかが不明な所です
- 病気のことを伝えていない人達との飲み会の際、どうしたら気づかれずやりすごせるか、難しい
- 口に入れたは良いものの、噛み切れないものがあったりすると、外食では困ったりします
- 脂質の高い物を食べるとすぐに調子が悪くなる。外食時にメニューに脂質が載っていないので選びづらい
- 旅行中のホテルでの食事が洋食以外選択できなかった
- 丸一日外出する日は食事のタイミングに悩む
- 外食の食べ放題に家族が行きたがるが、自分はほとんど食べられないので損だと感じる
食材選び
- 本当に何が悪いのかよく分からない
- 好きだった辛い物や牛乳を摂取出来なくなった
- 結局、エビ、たこ、キノコなどのかための食材は食べても良いのかどうなのか
- 添加物がない、なるべく良い素材を使いたいのですが、普通のスーパーではそれが難しい
- 食事制限を気にすると安く買えるものが使えなくなって食費がかさむ
メニューが単調に
- アレルギー食材を避けたり繊維質を避けたり脂質を避ける食材を使うにあたって、メニューが単調になったり同じ食材を使い回すため食事に対する楽しみや変化がつきづらい
- 体調の悪い時はみなさん共通だと思うがお粥。良いときでも、よくUCレシピ本などにのってるものは手間がかかるものが多い
- 具合が悪くなると、うどんとかお粥とかしか食べられなくなる。栄養バランスなんか考えられなくなり困った
- どうしても同じような料理ばかりになってしまって飽きてしまうこと
- いつも似たような食材になる。家族も痩せてしまう
家族との作り分け
- 家族と献立を分けて作るのが面倒な場合があります
- 家族と違うものを作るのが大変
その他
- 大豆アレルギーがあるので、IBD向きの豆腐料理が食べられない
- 活動期で症状が重い時、そもそも食べる気も起こらず、食事が苦痛に感じることもある。そういう時どうしたらいいかと困る
- 医師からは何も気にせず食べていいと言われたが、こういった食生活がUCになった原因かと考えてしまう
IBDの患者さんにとって食事の悩みはつきものです。
記事を読んで「自分だけじゃないんだ」と、少し気持ちが楽になったという方も多いのではないでしょうか。
次の記事では患者さんたちが実践している「外食時の工夫」や「調理テクニック」などについてたくさんご紹介していますので、ぜひご覧ください。
【IBD白書2018】潰瘍性大腸炎・クローン病患者さんの“食事”事情(3)患者さん231人に聞いた「私だけの外食実践法」「私だけの調理テクニック」