【IBD白書2018】潰瘍性大腸炎・クローン病患者さんと「社会」 社会の理解は進みましたか?

白書20182018/8/28

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近年、芸能人やスポーツ選手、政治家など有名人が炎症性腸疾患(IBD)であることを公表する機会も増え、IBDの認知や理解は以前に比べ高まりつつあるように思えます。IBD患者さん自身は、この状況をどう捉え、社会の一員として、どのように理解してほしい、どんな風に接してほしいと考えているのでしょうか。潰瘍性大腸炎の患者さん145人、クローン病の患者さん86人の計231人の声をまとめた「IBD白書2018」から、患者さんが感じる「社会・周囲の理解」について紹介します。

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Q.1年前と比較して、病気を持つ人への周囲の対応は良くなりましたか?

1年前と比較して、病気を持つ人への周囲の対応は良くなりましたか?

「変わらない」が最も多く66.7%。「ある程度」「多いに」良くなっていると回答したのは27.3%でした。一方、「悪くなっている」と回答したのは6.1%でした。

潰瘍性大腸炎では「変わらない」が最も多く65.5%。「ある程度」「多いに」良くなっていると回答したのは28.3%でした。クローン病では、「変わらない」が最も多く68.6%。「ある程度」「多いに」良くなっていると回答したのは25.6%でした。

次項では、潰瘍性大腸炎・クローン病患者さんの患者さんが望む「周囲の対応」についてご紹介します。

Q.病気を持つ人と一緒に社会活動を行ううえで、健康な人はどのように対応したらよいでしょうか?

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