原則禁忌に「消化性潰瘍」が含まれる薬を処方されました。服用して問題ないでしょうか?
医師と患者のお悩み相談 | 2023/7/18 更新
最初に潰瘍性大腸炎の診断を受けた後、リアルダ錠1,200㎎を服用していましたが、10日後に明らかに体調が悪化して、サラゾピリン錠500㎎に切り替えて服用して3日経ちます。その後、外耳の炎症で耳鼻科を受診した際にヒスタブロックを処方されましたが、併用して服用しても問題ないでしょうか?
耳鼻科の先生には潰瘍性大腸炎でサラゾピリンを服用していることを伝えて処方してもらっていますが、副作用があるのか気になったので調べたら、原則禁忌の説明欄に「消化性潰瘍の患者」とあったので気になっています。
(ゆきちさん 潰瘍性大腸炎歴1年)
IBDに詳しい
三枝先生からの回答
ヒスタブロックは、ステロイドと抗アレルギー剤の配合剤です。ステロイドの副作用に「胃潰瘍」があるので、消化器内科と耳鼻科の先生に相談して、胃潰瘍の薬も一緒に処方してもらってはいかがでしょうか。ただし、ヒスタブロックに含まれるステロイド量は少ないので、短期間なら胃潰瘍検査の胃カメラや胃潰瘍の薬の内服はしなくても良い印象です。長期に使用するときは、必ず消化器内科の先生と相談して下さいね。
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2003年 大和市立病院出向 内科後期研修医
2004年 北里大学東病院 消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年 北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年 相模野病院 消化器センター部長
2018年 相模原保健所 疾病対策課
2025年 深川ギャザリアクリニック 副院長
<学会資格>
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医
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