バスケットボールの大会がもうすぐ。重要な時期に最適な治療法を教えてください
医師と患者のお悩み相談 | 2023/7/25 更新
1年前に潰瘍性大腸炎全大腸型の軽~中等症と診断された高校2年生の息子について質問です。診断時にリアルダ4錠を飲み始め、症状が落ち着いたのですが、出血が完全に治まらず、レクタブル注腸薬が追加されましたが、長く使えないとのことでメサラジン注腸薬に変更になり、ここ数か月はたまに便がゆるくなり、たまに少量の出血がある程度で、血液検査は異常ありません。
先日1年ぶりに大腸内視鏡検査をし、腸の上部と直腸はキレイですが、その間に炎症があるので、進路が決まる高校3年生になる大事な時期であることを考えてくださり、ひどくなる前にプレドニンを内服し、だめならイムランを提案されました。
息子は小学校からバスケをしており、今も部活に最も力を注いでおり、最後の大会に向けてとても大切な時期に、副作用や感染症が心配される薬を内服する不安やバスケができなくなるストレスの方が辛いことを主治医に伝えました。プレドニンを内服開始したら、しばらくは飛沫を避けなければならず、試合は控えるよう言われました。それが難しければ、イムランで…と言われましたが、息子と話し合い、できれば引退する7月頃まで延ばしてもらいたいと思っていますが、もし、どうしても今どちらかの薬を内服しなければならないなら、どちらの薬が今の息子に適しているのでしょうか?2人でどんなに悩んでも結論が出ません。
(あきぴんさん 息子さんが潰瘍性大腸炎歴1年)
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2003年 大和市立病院出向 内科後期研修医
2004年 北里大学東病院 消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年 北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年 相模野病院 消化器センター部長
2018年 相模原保健所 疾病対策課
<学会資格>
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医
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