グンゼとアルケアが企業連携、オストメイト用腹帯「やわらかウエストチューブ」を発売
ニュース | 2019/1/31
オストメイトの悩みであるストーマ固定ベルトの肌あたり、摩擦を軽減
グンゼ株式会社は1月29日、オストメイト向け腹帯「やわらかウエストチューブ」を、医療関連製品の製造販売を行うアルケア株式会社を通じ、同月25日より販売を開始したことを発表しました。
やわらかウエストチューブは日本製で、メディキュアブランドの医療ルートへの展開強化を目的に、アルケア社向けの専用ブランド「メディプロサポート by メディキュア」として販売されます。ハサミでカットしてもほつれない特性を活用し、オストメイトの人が使用する装具を通す穴を自由に作ることが可能。また、肌に優しくフィットする素材なので、ストーマ装具や固定するベルトなどの肌あたり、摩擦などによる肌への刺激が軽減するそうです。
オストメイトの人たちに向けた情報発信や啓発活動も
グンゼはQOL(生活の質)向上に貢献する健康関連分野を強化する中で、「衣料から衣療へ」をテーマに、医療現場の声から生まれた製品「メディキュア」を2016年より展開。また、アルケア社も、創業以来「ベストケア創造企業」をビジョンとして掲げ、健康で豊かな医療福祉社会の実現を目指しています。両社はオストメイト向けの製品から連携をスタートし、オストメイトの人たちへの情報発信や啓発活動などをともに実施することを計画しており、今後は新たな領域へのアプローチや、展開製品の拡大なども視野に入れて連携を進めていく予定だそうです。
(IBDプラス編集部)
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