治療のシナリオを個人に合わせてシミュレーションする「クローン病向けアプリ」開発へ
ニュース | 2019/9/17
サイバー空間上に患者さん個人を再現し、将来の状態を予測
武田薬品工業株式会社とPwCコンサルティング合同会社は、PwCの人体のモデリング・シミュレーション技術である「Bodylogical(R)」を活用し、クローン病を対象にアプリケーションを開発するプロジェクトを開始しました。
Bodylogicalは、人体のさまざまな生理機能を数字で表現し、サイバー空間上に臨床症状や投薬情報を用いて患者さん個人を再現した「デジタルツイン」を作成し、さまざまな治療のシナリオを個々人に合わせてシミュレーションする、PwCが開発した「モデリング・シミュレーション技術」です。
2019年度末までの完成目指す
同アプリは過去の研究論文などをもとに開発されたもので、医師は個々の患者さんの将来の状態について予測された情報を、タブレットなどで確認することができます。今後は開発したテストモデルを国内の消化器病専門医に提供して検証を行い、医師からのフィードバックを踏まえて、同アプリの機能の検証・補正・拡張を行い、2019年度末までには完成する予定としています。また将来的には、希望する医療関係者が広く使用できるような環境を目指していくそうです。
武田薬品は、「今回の取り組みは、患者さんを包括的に支援することが目的の当社のイニシアチブ、ペイシェント・ファースト・プログラムの一つです。デジタル技術の活用も含め、当社は今後も継続して、患者さんを支援する革新的なツールを検討していきます」と述べています。
(IBDプラス編集部)
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