【IBD+リサーチ】IBDの治験に興味ある人は何パーセント?
ニュース | 2019/12/27
最近、病院やネットでよく目にするようになってきたIBD治験情報。ですが、「治験ってよくわからない」「IBDの治験があるなんて知らなかった」という声がまだまだ多いのが現状です。そこで今回、IBDプラス会員のみなさんに向けて「治験への興味」を問うアンケート調査を実施、250名のユーザーさんにご回答いただきました。ありがとうございました!
回答者の割合は、約7割が潰瘍性大腸炎、約3割がクローン病でした。そのうち、90%以上の方が、診断されて6か月以上と回答しています。
現在の病状については、46%の人が「日常生活に支障がない」と回答したのに対し、半数をやや超える54%の人は「何らかの支障がある」と回答しました。そのうちの約10%の人は「症状が重く、外出や活動に支障がでる」と回答。企画を考える際には、「軽症・寛解中」の方に向けたもの(もっと楽しく生活するための工夫やコツ、低脂質のレシピなど)と、「活動期・再燃中」の方に向けたもの(今のつらい症状を少しでも改善させるために”知っておくべき正しい知識”・工夫など)の両方を、バランスよく紹介していく必要があると、改めて実感しました!この、”知っておくべき正しい知識”には、今回アンケートで質問した治験の基礎知識や、現在行われている治験情報、また、認可され新たに発売される新薬についての情報も含まれます。
実際に、IBDの治験情報について40%以上の人が「興味がある」と回答。この数字は予想していたよりもずっと高く、驚かされました。
一方で、約6割の人が「興味がない」と回答しましたが、果たして皆さん、治験について正しく知ったうえでの回答だったのでしょうか。中には、治験に対してのネガティブなイメージが先行して、最初から情報を遮断してしまっている人もいるのではないでしょうか。コチラの記事にもあるように、治験には「既存のIBD治療薬以外で、効果が見込める薬を試すチャンス」や「IBDという病気に対する世界中の取り組みの一歩」といった側面もあります。また、現在いくつもの製薬会社がIBDの新薬開発に取り組んでいます。今の治療に満足していない人や、IBDが根治する未来を目指すためにも、新薬を世に送り出すことはとても大切です。
今は寛解して元気いっぱいという人も、ピッタリの治療がなかなか見つからず症状に悩んでいるという人も、この機会に治験について正しく学んでみませんか?IBDプラスでは現在、「IBD治験情報サービス」の会員を募集中です。登録すると、「最新のIBD治験情報が届く」「あなたに合った治験を個別にご紹介」「治験内容に関する疑問などを専任スタッフが全面サポート」といったサービスが無料で受けられます。
このサービスは、「IBDプラス会員」とは別サービスですので、IBD治験情報サービスを受けたいけれどIBDプラスにしか登録していないという方は、お手数ですがコチラからご登録ください。
また、治験に関する情報は今後も「IBD治験情報」のページでご紹介していきますので、ご期待ください!「こんなことが知りたい!」などのリクエストも、IBDプラス事務局(ibd_info@qlife.co.jp)までお気軽にお寄せください。
(IBDプラス編集部)
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