エンタイビオが中国で、活動期UC・CDの治療薬として販売許可取得
ニュース | 2020/3/25
標準療法・抗TNFα抗体の効果が、不十分または減弱した活動期の治療薬として承認
武田薬品工業株式会社は3月23日、「Entyvio(R)(ベドリズマブ、国内製品名:エンタイビオ)」について、中国国家薬品監督管理局(NMPA)より販売許可を取得したことを発表しました。
Entyvioは、標準療法または抗TNFα抗体による治療のいずれかに対し効果不十分、効果減弱がみられた、もしくは不耐性である中等症~重症の活動期潰瘍性大腸炎およびクローン病成人患者さんに対する治療薬として承認されました。
また、同剤は、2018年にNMPAによる迅速承認のための「緊急に必要な」海外医薬品の最初のリストに含まれていたそうです。
武田中国は、「中国の患者さんに対してEntyvioをお届けすることができるよう承認いただいたことに対し、NMPAに感謝申し上げます。本承認により、医師にとって治療選択肢が増えるとともに、より多くの炎症性腸疾患の患者さんが日常生活に復帰できるものと考えます」と、述べています。
(IBDプラス編集部)
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