【IBD+リサーチ】日常的に楽しんでいるスポーツは?
ニュース | 2022/1/27
今回のクイックリサーチのテーマは、「日常的に楽しんでいるスポーツは?」。109名のユーザーさんにご回答いただきました。ご協力ありがとうございました。
一番多かった回答は「筋トレ、ヨガ、ストレッチ」(41.3%)でしたが、次に多かった「ジョギング、ウォーキング」も40.4%と、ほとんど差がない結果となりました。
IBD患者さんの中には、スポーツの第一線で活躍されているアスリートの方もいらっしゃいますが、体調に波があったりで、なかなか日常的に運動量の多いスポーツに取り組むのが難しいという人は多いと思います。
体をほぐしたり、少し気分転換したいときなどに、手軽に取り組めるのがヨガやストレッチ。最近は家にいながらオンラインで受講しながら行う方法もありますし、便利なグッズなども売られていますので、日常的に取り組んでいる人が多いのかなと想像しました。筋トレは、ヨガなどに比べると筋肉への負荷が大きくハードですが、家でも1人で黙々とできるという点では、日常ルーティンに取り入れている人もいるかもしれませんね。
一方、ジョギングやウォーキングは、コロナ禍のリモートワークで、運動不足解消の意味も込めて、取り組み始めた人もいるのではないでしょうか? 冬の間は、強風や雪などで、なかなか屋外に出られない状況もありそうですが、少し暖かな日などに取り組んでいる人もいるのかなと想像しました。
一番少なかったのは、スキーやスノーボードなどのウインタースポーツ。中国・北京で2月4日からは冬季オリンピックが行われる予定ということもあり、選択肢の1つに入れさせていただきました。滑り慣れていれば、体力を激しく消耗することなく楽しめるスポーツと言えるのではないでしょうか。
IBD患者さんの運動については、「通常、寛解期であれば、適度な運動は問題ありません」と、岡山大学炎症性腸疾患センター・センター長の平岡佐規子先生が取材の中で教えてくださっています。
また、IBD患者さんのマラソンへのチャレンジについて、「医師と患者のお悩み相談」のコーナーにおいて、ある医師は「(マラソンなら)制限時間が8時間くらいの、季節的にも冬の時期のマラソンを選ばれるのがよいでしょう。少しずつ、水分補給の仕方や、自分の体力の評価をして、無理のない形で行いましょう」と、アドバイスしています。
これらも参考にしながら、ご自身に合った運動を実践してみてくださいね。
(IBDプラス編集部)
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