ヤンセンの「ステラーラ」、適応追加申請中のUCでも田辺三菱とコ・プロモーション

ニュース2020/2/6

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クローン病治療薬としては、すでにコ・プロモーション実施

ヤンセンファーマ株式会社は、田辺三菱製薬株式会社とクローン病を対象に日本国内で実施している、ヒト型抗ヒトIL-12/23p40モノクローナル抗体製剤「ステラーラ」(一般名:ウステキヌマブ(遺伝子組換え))のコ・プロモーション(1つの医薬品を複数社(通常2社)で販売すること)について、製造販売承認事項一部変更承認を申請中の点滴静注製剤および皮下注製剤についても、コ・プロモーションの対象とすることを田辺三菱製薬と合意しました。

ステラーラは、炎症性腸疾患(IBD)に深く関わる免疫物質の、IL(インターロイキン)-12とIL-23を阻害することにより消化管の炎症を抑制します。なお、同剤の点滴静注製剤は、「中等症から重症の活動期クローン病の導入療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)」、皮下注製剤は「既存治療で効果不十分な尋常性乾癬、関節症性乾癬」「中等症から重症の活動期クローン病の維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)」を効能・効果として、日本で承認されています。

今回の契約に基づいて、引き続き、ヤンセンはステラーラの製造販売元として田辺三菱製薬に同剤を供給し、田辺三菱製薬はその販売権を保有します。また、医療従事者への情報提供活動についても、引き続き両社が共同で実施するとしています。

(IBDプラス編集部)

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