成分栄養剤「エレンタール」のサポートBOOKをIBDネットワークが発行
ニュース | 2022/7/13
エレンタールの課題解決を目指して
IBDネットワークは、成分栄養剤「エレンタール」をテーマにしたサポートBOOK「エレンタールってどうよ?」を発行したと発表しました。
IBD、特にクローン病では、食事に含まれる脂質やタンパク質が炎症悪化の原因となり得ることから、腸のリンパ球を刺激せず、炎症を悪化させる脂肪をほとんど含まず、副作用の心配も少ないエレンタールが広く使われています。
一方で、エレンタールを飲みにくいと感じる人が一定数いるため、「継続するのが難しい」という課題がありました。
そこでIBDネットワークは今回、エレンタールを医師に勧められた患者さんや、続けるのがつらくて悩んでいる患者さん、さらにIBD診療に関わる医療関係者に向けて、「エレンタールとはどんなものか」「どうすれば続けられるのか」などについてわかりやすく伝えるサポートBOOKを作成しました。
エレンタールを継続するための工夫が満載、医療従事者にも役立つ内容
サポートBOOKには、エレンタールの基礎知識や続けるための工夫がQ&A形式で掲載されているほか、エレンタールを続けている患者さんの体験談や、IBD専門医や栄養士さんなどのコメントも掲載されています。
IBDネットワークは「エレンタールとのよりよい付き合い方を見つけて、元気な時期をたくさん作ってもらいたいという、エレンタール経験者の熱い想いから作成した。IBD患者さんだけでなく、IBD診療に関わる医療従事者の方にも活用して欲しい」と、述べています。
「患者による患者のためのサポートBOOK」と銘打っている通り、とってもカラフルでイラストも豊富、体験談や座談会で患者さんたちの赤裸々な意見や続けるためのコツなども知ることができる、初心者の方にもオススメしたい一冊です。サポートBOOKは下記関連リンクより無料でダウンロード可能なので、ぜひ一度読んでみてくださいね!
(IBDプラス編集部)
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