自己注射の手間と負担軽減を目的とした「ヒュミラ皮下注ペン」発売

ニュース2018/6/15

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持ちやすく、針を見ることなく投与可能

アッヴィ合同会社とエーザイ株式会社、EAファーマ株式会社は6月11日、ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体「ヒュミラ(R)」(一般名:アダリムマブ<遺伝子組換え>)のオート・インジェクター製剤「ヒュミラ皮下注40mgペン0.4mL」と「ヒュミラ皮下注80mgペン0.8mL」が、5月30日に薬価基準に収載されたことを受けて発売を開始したと発表しました。

ヒュミラ皮下注ペンは、自己注射をする際の操作の手間と負担の軽減を目的に開発されました。また、握力が弱い患者の手にもフィットしやすいように膨らみをもたせた「ペン型ボディー」で、投与前に針が出ないようにするロック機能を備え、針先を見ることなく投与できる設計となっています。

全薬液を約10秒で自動注入。お知らせ機能も搭載

また、注射する場所に押し当てて作動ボタンを押すだけで、約10秒で全薬液が自動的に注入される「オート・インジェクト・システム」に加え、注射の開始と終了を音で知らせる機能と確認窓も搭載。恐怖感なく簡単に投与できることで、使用者のQOL改善が期待されます。

(IBDプラス編集部)

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