体調が落ち着かず、なかなか再就職できない息子…何か良いアドバイスはありますか?
医師と患者のお悩み相談 | 2023/7/18 更新
息子が6~7年前に横浜に勤めていた時に発症したようです。専門医にかかりながら何とか仕事は続けていたようですが、治りきらずに会社を辞め、鹿児島の実家に帰ってきました。今も専門医にかかって治療を続けて4年になりますが、良かったり悪かったりの繰り返しで、再就職できるメドもたっていません。もちろん結婚もできていません。この病気は難病とのことですが、自立できる仕事にはどうしても就けないのでしょうか。父の私も77才になっていて息子の将来が心配でなりません。何かいいアドバイスがあったら教えてもらえないでしょうか。よろしくお願いします。
(シロチャンさん 潰瘍性大腸炎歴6~7年)
IBDに詳しい
三枝先生からの回答
病状のコントロールが難しく、離職を余儀なくされる患者さんは少なからずおられます。仕事や生活に悩んでいる患者さんには、行政の「難病相談支援センター」に相談にのってもらっています。難病相談支援センターは、生活や就労支援に関する情報を教えてくれたり、サポートをしてくれたりします。シロチャンさんも息子さんと一度相談してみてはいかがでしょうか。各県に難病情報支援センターがあり、鹿児島県は小野の「ハートピア鹿児島」という場所にあるようです。また、IBDプラスでも仕事との両立に関する企画やイベントを行っているようですので、チェックしてみてください。
息子さんのようなケースの場合、私であれば、イムランの内服やエンタイビオを使用します。特にエンタイビオの点滴は2か月に1度の点滴でよいので、毎日薬を飲んだり注腸をしたりする必要がなく、副作用もほとんどないというメリットがあります。難病申請が必要ですが、一度主治医の先生にご相談してみてはいかがでしょうか。
参考リンク: 都道府県・指定都市難病相談支援センター一覧(難病情報センター)
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2003年 大和市立病院出向 内科後期研修医
2004年 北里大学東病院 消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年 北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年 相模野病院 消化器センター部長
2018年 相模原保健所 疾病対策課
2025年 深川ギャザリアクリニック 副院長
<学会資格>
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医
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