潰瘍性大腸炎の寛解後にひどい便秘に…。大腸はきれいなはずなのになぜでしょうか？

医師と患者のお悩み相談｜ 2024/3/27

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先日の内視鏡検査で大腸全体に綺麗に血管が見えており、寛解と診断を受けました。しかし、今回に限らずいつも検査を受けた後、ガスが抜ききれず、膨満感、ひどい便秘になります。大腸の中はきれいなはずなのに、なぜでしょうか？
（ゆきえさん　潰瘍性大腸炎歴2年）

IBDに詳しい
三枝先生からの回答

大腸内視鏡を受ける際には、大量の洗腸薬（2リットル）を飲み、腸内にある便を取ってから観察します。その際に一部、腸内にある便がなくなり排便が数日なくなる人、腸内細菌が変化して便秘になる人がいます。しかし、そのような場合でも、数週間で元の腸内細菌が復活し、排便も今まで通りになることがほとんどです。

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深川ギャザリアクリニック副院長

三枝陽一先生

2001年　北里大学医学部卒業。北里大学病院内科研修医
2003年　大和市立病院出向内科後期研修医
2004年　北里大学東病院　消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年　北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年　相模野病院　消化器センター部長
2018年　相模原保健所　疾病対策課
2025年　深川ギャザリアクリニック　副院長

＜学会資格＞
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医

三枝先生のIBD診療時間
月曜日：9:00～12:30
水曜日：9:00～12:30、14:00～18:00
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お問い合わせ：03-5653-3500（代表）

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