リアルダからペンタサに変更。しばらくして病状が悪化しました…
医師と患者のお悩み相談 | 2024/7/31
1か月前に内視鏡検査の結果潰瘍性大腸炎と診断されました。リアルダを2日服用した時点で血便は少し改善されたのですが、リアルダが飲みにくいため、ペンタサに変更となりました。 ペンタサ服用から2週間過ぎた頃から発熱と腹痛、下血が悪化し、現在はまたリアルダに変更されて服用4日目です。 しかし、症状は全く改善されず、熱も平熱になったり、38度台になったりしています。 薬の副作用で熱が上下することはあるのでしょうか?
(ちょうさん 潰瘍性大腸炎歴1年未満)
IBDに詳しい
三枝先生からの回答
5-ASA(リアルダ、アサコール、リアルダ)の副作用の可能性が高いと考えます。それを「5-ASA不耐」と言います。通常はペンタサやリアルダを飲み始めれば、多少なりとも効果が感じられます。しかし、5-ASA不耐の場合は、良くなるどころか病状が悪化し、下痢、血便の悪化、発熱、腹痛、間質性肺炎を起こします。現在、「薬の代謝が体質上うまくできない」「アレルギーの一種」などが考えられていますが、結論はまだ出ておらず、学会で検証中です。5~10%程度の患者さんが5-ASA不耐と言われていますが、研究者によって報告内容が異なっている状況です。しかし、増加しているのは間違いないと実感しています。ですが、5-ASA不耐だったとしても潰瘍性大腸炎には他にも多くの治療選択肢がありますので、まずは主治医の先生と今後の治療について相談してください。
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2003年 大和市立病院出向 内科後期研修医
2004年 北里大学東病院 消化器内科後期研修医、北里大学院入学
2008年 北里大学院卒業、学位取得。相模野病院出向
2018年 相模野病院 消化器センター部長
2018年 相模原保健所 疾病対策課
2025年 深川ギャザリアクリニック 副院長
<学会資格>
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
難病指定医
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