潰瘍性大腸炎を発症した20代から不眠に。睡眠薬を変えても症状が改善しません…

医師と患者のお悩み相談2025/9/30

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30後半から6年ほど不眠に悩んでいます。それ以前はよく眠れていたのですが、寝ても疲労が解消されず、日中の倦怠感が強くなりました。4年ほど前に一度仕事がままならず、自力で歩けないレベルになってしまい、早退しました。

血液検査等しましたが全て正常で、相談した内科医の先生に、「おそらくきちんと夜寝れていないないのだと思う。自分の認識としては寝ているのかもしれないが、質の良い睡眠ではないと思う」と言われました。その際は仕事が非常に忙しく、かつストレスがひどかったと思います。それ以降睡眠薬を処方してもらい、マイスリー→デエビゴ→ルネスタと薬を変えて、現在はエスゾピクロン錠3mgとブロチゾラム0.25mgの半錠(0.125mg)を使用しています。最も、現在は仕事が落ち着き、ストレスもないのに、薬を服用してもどんどん入眠に時間がかかるようになってきており、不眠の症状がひどくなってきています。

もともとショートスリーパー気味で、10代後半から5~6時間寝れていれば疲れは取れたのですが、睡眠薬を服用してから8時間ぐらい寝ないとすっきり起きれず、また、起きても疲労感があります(10時間ぐらい寝れば疲労感も消えます)。

【その他の情報】
・寝るときにカーテンを開けておき、朝日を浴びるようにしています。
・コーヒーは一日に2杯に制限し、夕方以降は取らないようにしています。
・寝る直前にスイッチで遊んでいます。→やめたほうがいいのはわかっているのですが、なかなかやめられません。何もしないということができず、携帯依存症気味で携帯を見てしまいます。入眠時に何をすればよいでしょうか?
・ジムに週2~3回通っています。
・不眠の症状が軽かったころは、サウナに行けば夜は良く寝られていました。ただ、現在妊活中であり、精子への影響を考えて念のためサウナは控えています。
・持病として潰瘍性大腸炎があります。潰瘍性大腸炎が不眠にどのように影響するのかわかりませんが、20代の際に潰瘍性大腸炎を発症し、同時期に不眠になりました。その後、20代半ばに働き始めた際には仕事が忙しすぎて睡眠不足となり、不眠は解消したのですが、30代後半で不眠が再発しました。
・体の疲れは感じるのですが(日中常に疲労感がある)、夜になると頭が冴えてしまい寝れません。

1.以上を前提として、不眠を解消したいのですが、どうしたら良いでしょうか。
2.エスゾピクロンを服用すると焦燥感が出てきて、じっと目を閉じていることができません。薬を変えたほうがいいでしょうか。
(40代/男性)

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A先生からの回答
精神科、他

A先生

ご心配のこととお察しいたします。まず良眠を得るために、生活面で具体的に以下に示すようなポイントを実践されることをおすすめします。

・朝起きたらすぐに太陽に光を浴びる。
・寝る30分以内にパソコン、スマートフォンなどを操作しない。
・1日3食規則正しい食事をする。
・日中に適度な運動をする。
・夕方以降はカフェインの入った飲料などを摂取しない。
・温かいお風呂に入ったり、首や肩のストレッチをしたりする。
・昼寝をし過ぎない。
・娯楽などストレス解消の手段を見つける。

上記を実践頂いても不眠が改善しない場合は、デエビゴ、ベルソムラなど依存性のなく安全性の高い睡眠薬への変更をおすすめします。快方に向かうことを心よりお祈り申し上げます。

B先生からの回答
精神科、他

B先生

不眠でお悩みのこと、お察しします。ストレスや仕事の影響から不眠が始まり、今は薬が効かなくなってきていることが辛いですね。まず、寝る前のスクリーン使用が入眠に影響している可能性が高いので、睡眠前1時間はリラックスした時間を作ることをおすすめします。代替活動として読書や瞑想、深呼吸などが効果的です。また、日中の疲労感が取れない場合、運動や食事など他の生活習慣を見直すことも重要です。薬の副作用も考慮すると、主治医と相談して薬の変更や調整を検討するのが良いでしょう。潰瘍性大腸炎が不眠に影響することもあるので、内科との連携も大切です。お大事になさってください。

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