シンポニー、中等症~重症の潰瘍性大腸炎治療で在宅自己注射が可能に

ニュース2020/4/2

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生物学的製剤として、潰瘍性大腸炎やリウマチ治療で使用されているシンポニー

田辺三菱製薬株式会社は、ヤンセンファーマ株式会社と日本国内でコ・プロモーションを実施している、ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤「シンポニー(R)皮下注50mgシリンジ(以下、シンポニーシリンジ)」と「シンポニー(R)皮下注50mgオートインジェクター(以下、シンポニーオートインジェクター)」(ともに一般名:ゴリムマブ(遺伝子組換え))について、中等症~重症の潰瘍性大腸炎治療においても、在宅自己注射が保険適用になったことを発表しました。

生活スタイルに合った治療選択肢の広がりに期待

日本においてシンポニーシリンジは、2011年7月に「既存治療で効果不十分な関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)」の効能・効果で、2017年3月に「中等症~重症の潰瘍性大腸炎の改善及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)」の効能・効果で、それぞれ承認されています。

2018年4月には、関節リウマチ治療におけるシンポニーシリンジの自己注射が保険適用され、2019年3月には、シンポニーオートインジェクターが、シンポニーシリンジと同様の効能・効果で承認されています。

そして2020年4月より潰瘍性大腸炎治療においても、従来の院内注射に加え、シンポニーシリンジおよびシンポニーオートインジェクターの剤型で、保険適用で在宅自己注射が可能となりました。ただし、医師が妥当と判断した患者においてのみ可能としています。

在宅自己注射が可能になったことで、患者さんの生活に応じた治療選択肢の広がりが期待されます。

(IBDプラス編集部)

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