自己免疫疾患 アートプロジェクト「第3回 PERSPECTIVES」受賞作品が決定!

ニュース2021/8/30

31点の応募作品から、受賞作品9点を選出

アッヴィ合同会社は8月26日、自己免疫疾患の患者さんを対象としたアートプロジェクト「第3回 PERSPECTIVES(パースペクティブズ)」の受賞作品9点を発表しました。

PERSPECTIVESは、自己免疫疾患の患者さんが疾患と向き合いながらも、自身のPERSPECTIVES(視点、考え方、物の捉え方)を通じて、心と身体、症状の改善などから見出した日々の喜び・希望・目標などを、絵画、彫刻、立体造形、陶芸、写真、書道、手芸などに自由に表現するアートプロジェクト。

患者さんの創作活動から生まれた作品を通して、より多くの人たちに疾患について知ってもらうきっかけを作り、「患者さんへの理解」につなげることを目的としています。

今回は「疾患と生きる。私の新たな可能性」をテーマに、2020年6月1日~2021年1月15日にかけて作品と作品に関わるエピソードを募集。計31点の応募があったそうです。それらの作品を、美術家の佐久間あすか氏や北里大学北里研究所病院 炎症性腸疾患先進治療センター・センター長の日比紀文先生など11人の審査委員が厳正に審査。最優秀賞1点、優秀賞2点、審査員賞2点、佳作4点、計9点の受賞作品が決定しました。

「命が尽きるまでは、ひたむきに生きていく」「好きなことを生きるエネルギーに」心に響く受賞コメント

【中手拓哉さんの受賞コメント】
私は大学生の頃にクローン病を発症しました。これまで治療を受けた病院やクリニック、主治医のおかげで症状は落ち着いています。しかし、20代の終わりに、他の部位で数値が悪化し、気を抜けない日々が続いています。寛解状態ではあるものの、クローン病が関係ないとは言い切れないとの見解もあり、日々、自己との戦いだと痛感しています。

闘病を通して、「生命も健康も有限で、でも命が尽きるまでは、ひたむきに生きていくだけだ」という価値観を得ました。完治しないという暗さが消え切らない中での前向きな想いを作品として形にしてみました。これからも、作品制作や仕事の中で、自分にできることをひたむきに頑張る大切さを表現していきたいです。

【ノリタカさんの受賞コメント】
京都で闘病作家として活動しています。応募のキッカケは、SNSで繋がりのある同じ疾患(IBD)の方から紹介いただき、このアートプロジェクトを知りました。

私は物心ついた頃からものづくりが大好きで、今思えば過去の仕事や趣味、すべての根本はそこにあったように思います。自分自身を形成したものが、ものづくりでもあり、闘病の中で自身を救ってくれたものもまた、ものづくりでした。もちろん作品づくりは自己満足でもあり、自己表現でもあります。しかし、一番大切なコンセプトは「好きなことを生きるエネルギーに」という点です。私は自己免疫疾患以外にも、精神疾患も持っています。そんな中でたくさんの人と出会い、いろんな方の闘病体験や、その人たちの葛藤に触れてきました。

「何を生きがいにして生きたらいいのかわからない」そんな中で好きなことに取り組むことで気持ちを整理したり、前向きになれたらと思い、今に至ります。作家活動は、自分が自分らしく在るためでもあり、誰かの生きがいや、闘う勇気、前向きになれる希望を持つキッカケになればと思います。これからもそんな想いで、発信し続けていきたいと思います。

受賞作品は、受賞作品はバーチャル空間の「オンライン美術館」に展示され、パソコンやスマートフォンで鑑賞できますよ!なお、審査員賞を受賞されたノリタカさんは、以前にIBDプラスの「仕事・はたらく」のインタビューで、ご自身のことについて語ってくださっています。そちらもぜひあわせてご覧ください。

(IBDプラス編集部)

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