コレチメント、活動期潰瘍性大腸炎に対する経口剤として承認取得

ニュース2023/6/28

  • Xでポストする
  • いいね!
  • LINEで送る
  • URLをコピー URL
    copied

局所作用型ステロイド「ブデソニド」を有効成分とする経口剤

フェリング・ファーマ株式会社と持田製薬株式会社は6月26日、潰瘍性大腸炎治療剤「コレチメント(R)錠9mg」(一般名:ブデソニド)について、活動期の潰瘍性大腸炎(重症を除く)に対する治療薬として、フェリング・ファーマが国内における製造販売承認を取得したと発表しました。

コレチメントは、局所作用型ステロイドであるブデソニドを有効成分とする経口剤で、MMX(R)テクノロジーにより、標的部位の大腸にブデソニドが送り届けられ、その場所で持続的に放出されるように設計されています。同剤は、成人は1回9mgを1日1回朝に服用します。

また、ブデソニドは全身に曝露される糖質コルチコイド活性(過剰になると副作用の原因となる)の軽減が期待されます。海外では、すでに75以上の国や地域で承認されているそうです。

同剤は国内において、製造販売承認を保有するフェリング・ファーマが製品供給を担当し、持田製薬が流通・販売を行うとしています。

(IBDプラス編集部)

この記事が役立つと思ったら、
みんなに教えよう!

会員限定の情報が手に入る、IBDプラスの会員になりませんか?

IBDプラス会員になるとこんな特典があります!

会員登録

  • 1. 最新のニュースやお得な情報が届く
  • 2. 会員限定記事が読める
  • 3. アンケート結果ダウンロード版がもらえる

新規会員登録(無料)

閉じる
レシピ特集
レシピ特集をみる