リンヴォック、既存治療で効果不十分な中等症~重症のクローン病に対し適応追加承認

ニュース2023/7/4

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1日1回経口投与のJAK阻害剤、患者さんの治療負担軽減に期待

アッヴィ合同会社は6月26日、ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤「リンヴォック(R)錠(一般名:ウパダシチニブ水和物)」について、既存治療で効果不十分な中等症~重症の活動期クローン病の寛解導入、および維持療法の治療薬として適応追加承認を取得したと発表しました。

既存治療で効果不十分な関節リウマチ、関節症性乾癬(乾癬性関節炎)、X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎、強直性脊椎炎、アトピー性皮膚炎、潰瘍性大腸炎に続く、7番目の適応症となります。

クローン病の治療では、できるだけ早期に治療を開始して寛解維持し、患者さんの生活の質(QOL)を高めることが重要です。しかし、現状の治療法では初期治療で効果が得られない一次無効や、時間の経過とともに効果が減弱する二次無効となる患者さんが存在します。

アッヴィは、今回承認されたリンヴォックが上記のようなアンメットニーズに応える新たな治療選択肢となり、また、注射などの非経口投与ではなく1日1回投与の経口剤であるため、患者さんの治療における負担軽減が期待されるとしています。

(IBDプラス編集部)

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