新しいIBD治療薬を、アイルランドとアメリカの製薬会社が共同開発

ニュース2018/2/28

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2018年に治験を実施予定

アイルランドの製薬会社セラバンス・バイオファーマは、アメリカのジョンソンエンドジョンソン社グループのひとつ、ヤンセン・バイオテック社と共同で、炎症性腸疾患(IBD)治療薬の開発と販売を行うと発表しました。

開発が進められているのは「TD-1473」という、腸管に選択的に作用する汎JAK阻害剤と呼ばれるタイプの経口薬。JAKとは、炎症反応に関わっている「炎症性サイトカイン」からの情報を受けて炎症を生じさせる情報伝達回路の一部を担っている酵素です。JAKには「JAK1」「JAK2」「JAK3」などいくつかの種類がありますが、TD-1473はこれらのJAKを全体的に阻害して、JAKを通じた情報伝達を妨げることで、異常な炎症反応を抑える効果が期待されています。IBDの治療薬として開発中のJAK阻害剤はほかにもありますが、TD-1473は腸管で作用するように設計されていることも特徴です。

同社は、TD-1473の潰瘍性大腸炎患者やクローン病患者を対象とした治験を2018年に実施予定としています。

(IBDプラス編集部)

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