「NUDT15遺伝子多型」を検出する診断キットが保険適用に
ニュース | 2019/3/5
チオプリン製剤の重篤な副作用の予測に有用
株式会社医学生物学研究所は2月1日、チオプリン製剤の重篤な副作用の予測に有用なNUDT15遺伝子多型を検出する体外診断用医薬品「MEBRIGHT NUDT15キット」が、同日より保険適用になったことを発表しました。
保険適用日:2019年2月1日
販売名:MEBRIGHT NUDT15キット
測定項目:Nudix hydrolase 15(NUDT15)遺伝子多型検査
測定方法:リアルタイムPCR法
保険点数:2,100点
留意事項:本検査は、難治性の炎症性腸疾患、急性リンパ性白血病等の患者であって、チオプリン製剤の投与対象となる患者に対して、その投与の可否、投与量等を判断することを目的として、リアルタイムPCR法により測定を行った場合、当該薬剤の投与を開始するまでの間に1回を限度として算定できる。
使用目的:全血から抽出したゲノムDNA中のNudix hydrolase 15(NUDT15)遺伝子多型の検出(NUDT15活性低下症例における治療選択の補助)
保険適用からおよそ1か月が経ち、巷ではもうこのキットをすでに試された方もいるようです。保険適用になったことで、副作用に苦しむ方が一人でも少なくなることが期待されます。
(IBDプラス編集部)
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