
活動期・再燃期の安心ごはん
活動期・再燃期でも安心して食べられる栄養士監修のレシピをご紹介。
どれもおなかにやさしいのはもちろん、「美味しさ」にもこだわりました。具合が悪いときにこそ、お気に入りの一品を見つけてみませんか?
ノンオイルレシピ特集 | 2020/1/21 更新
このレシピの対象疾患・病期:潰瘍性大腸炎、クローン病(寛解期)
お弁当を傷ませない7か条
清潔第一!
手を洗う、調理器具を洗うなど、清潔を保つのは重要なポイントです。生ものを触った手や箸などでお弁当に詰めたりするのも危険です。
お弁当は冷めてから蓋をしよう
菌は温度差があるところから蒸れて増殖します。きちんと冷ましてから詰めましょう。保冷材などを上手に使うのもポイント。
完全に火を通そう
おいしいからとやってしまいがちな半熟卵。一番菌が増えると言われます。肉も魚も、きちんと中まで火を通しましょう。
仕切りを使おう
インスタなど見栄えがいいのでおかずなどをモリモリにしてしまいがちですが、5~9月頃までの食中毒が危険な時期は注意しましょう。
汁気をなくそう
菌は水気のあるところに発生しやすいので、水気を切って詰めましょう。和え物は水気が出てくるので、注意しましょう。
加工食品も火を通そう
ハムやちくわなどの加工食品は便利なのですが、冷蔵食品は傷みやすいので、きちんと火を通しましょう。
酢やお茶を上手に利用しよう
酢やお茶は殺菌力があるので調理で上手に取り入れたいですね。梅干しやシソも殺菌効果があると言われますが、周りの部分だけなので、過信は禁物です。
他にも……
おにぎりを作る時はラップで握る。夏場は炊き込みご飯や炒飯は傷みやすいなどがあります。
料理研究家・栄養士・調理師・フードコーディネーター・食育指導師・国際薬膳食育師
田中可奈子
自宅で料理教室を主宰するかたわら、本や雑誌・新聞・TV・企業HPにレシピを提供。家族がクローン病を患ってからはみんなでおいしいノンオイル料理を研究している。「クローン病・潰瘍性大腸炎の安心ごはん」「クローン病・潰瘍性大腸炎の安心おかず」「ノンオイルだからおいしいお菓子」「クローン病・潰瘍性大腸炎のノンオイルつくりおき」すべて女子栄養大学出版部より。Instagram:kanako5279
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