定番メニューにひと手間・おせち

レシピ2017/12/27

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家族みんなでいただけるおせちはいかがですか?いつものメニューにひと手間かけるだけ、たとえば鶏むね肉のつくね・ハンバーグは、薄焼き卵で巻いて中華ハムに。菜の花のお浸しは、昆布ではさんで昆布じめに。そんな3品をご提案します。食材は鶏肉・魚を中心に整えましたが、症状に合わせて適宜お好きなものも取り入れてみてください。小麦アレルギー・乳糖不耐症(IBS症状)の方にも。どうぞよいお年を迎えられますように。

このレシピの対象疾患・病期:クローン病(寛解期)・潰瘍性大腸炎(寛解期・軽度再燃期)

定番メニューにひと手間・おせち

栄養価(1皿分)

エネルギー 135kcal
たんぱく質 19.4g
脂質 4.1g
炭水化物 2.7g
食物繊維 1.1g
食塩相当量 1.2g

材料(作りやすい量)

菜の花の昆布じめ 1回分

菜の花 150g
酒(煮切) 小さじ2
昆布 20g

日の出帆立 1個分

ほたて貝柱(刺身用) 20g(1個)
スモークサーモン 10g
ゆず皮 1片
青シソ 小1枚

如意巻(にょいまき・中華ハム)8切

A…卵 70g
A…紹興酒(煮切) 小さじ2
A…塩 ひとつまみ
A…サラダ油 小さじ1/2
B…鶏むね(皮なし) 200g
B…紹興酒(煮切) 大さじ1
B…塩 小さじ1/4
B…えのき茸 30g
B…卵 50g

作り方

1.菜の花の昆布じめ
①昆布は酒(煮切る)で表面をふいておく。
②菜の花は熱湯で茹で、冷水にとって芯まで冷ましてから両手のひらで挟むようにして、水気をそっと絞る。花らいの部分はつぶれやすいのでとくに注意して水気を除く。
③昆布の上に菜の花を広げて置き、もう半分の昆布ではさみ、ラップでぴっちりとくるんで冷蔵庫で寝かせる。翌日~3日目までが食べごろ。
ポイント30~31日に作ると元旦にちょうど食べごろになります。3つくらいに切分けてあしらいます。
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2.如意巻(中華ハム)
①紹興酒はABとも煮切っておく。
②薄焼き卵を作る。よくほぐした卵に塩を溶きいれた紹興酒を加えて混ぜ、万能ざるなどで漉す。テフロンコートの玉子焼器をよく熱して、油をいれてなじませたらよくふき取り、卵液の1/2量を流しいれ、色が付かないよう火加減しながら表面が乾くまで焼く。同じものを2枚作る。
③鶏ミンチを作る。鶏むね肉は3~4cm・えのき茸は1cmに切り、紹興酒・塩・卵とともにフードプロセッサーにかけてミンチにする。えのき茸の形がなくなるまでかける。
④巻いて蒸す。薄焼き卵は焼いた面を上にして巻きすに縦に置き、中央は2cm位ずつ重ねる。鶏ミンチを平らにのばし、上端・下端から中央に向かって巻く。クッキングシートでぴっちりくるんで両端をひねって閉じ、蒸気の上がった蒸器で12~3分蒸す。くるんだまま冷まし、荒熱が取れたら冷蔵庫で寝かせる。翌日から5日目までが食べごろ。
ポイント孫悟空が天界から授かった如意棒を表しているそうです。両側から内に巻き込んだ切り口になるよう、おめでたいデザインにすることがポイントです。えのき茸は繊維が見えなくなるまでつぶしていますが、心配な方ははんぺんに替えて作ってみてください。
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3.日の出帆立
①生ものですので食べる直前に作ってください。
刺身用のほたて貝柱に、二つ折りしたスモークサーモンを巻く。
お好みでゆず皮の千切りをあしらう。
ポイントまだ生ものが難しい方は、それぞれはんぺんと合わせてペーストにしたすり身を重ねて蒸しても、彩りのよい1品になります。生ものは症状・お好みに合わせて選択してください。
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栄養士のプロフィール

栄養士のプロフィール

管理栄養士 病態栄養認定管理栄養士 糖尿病療養指導士

shiroyama365

医療・福祉の管理栄養士から現在は学校勤務。
NPO食事療法サポートセンターにて活動中。
得意分野は慢性期複合病態の栄養・食事支援。
いつものごはんが楽しくありますように♪

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